12.20NOAHの後楽園ホール大会のセミファイナル後、
そのサプライズは起こった。
そのサプライズとは新日本プロレスのH.O.Tのメンバー全員が登場し、
試合後の清宮海斗と大岩陵平を襲撃したのだ。
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— プロレスリング・ノア ｜PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) 2023年12月20日
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WTLを機に遺恨を深めてきた両者であるが、ついに新日本プロレスだけではなく、
H.O.Tが1.2有明アリーナ大会を前にNOAHのリングに登場した。
ここまでH.O.Tは私の記憶が正しければ対抗戦に積極的ではなく、
ほとんど関わりがなかったはずだ。
それだけにより今回のNOAHマット登場はインパクトが大きかったわけだが、
これで両者の遺恨がさらに深まったことは間違いないだろう。
そうなると考えられるのは、本日と明日行なわれる新日本プロレスの
後楽園ホール大会に清宮、大岩の2人が報復に訪れるのでは？ということだが、
その可能性はかなり高いと言えそうだ。
よってまずは本日行われる大会のH.O.Tの試合前後は、
彼らの登場に注目しておかなければいけないだろう。
清宮海斗が決着の方法としてランバージャックデスマッチを提案していたが、
昨日のH.O.Tの乱入ではNOAH勢の助けがなかっただけに、
この形式の戦いを行うのならば、清宮組側のセコンドは新日本プロレスの選手なのかもしれない。
そう考えると20日の大会のH.O.Tの対戦相手にはうってつけの選手がいる。
それは12.10のWTL優勝戦の大会でも結託した海野翔太だ。
しかしランバージャックとなればセコンドを揃える必要があるが、
そうなるとH.O.Tの4名に対し、海野翔太だけでは分が悪い。
となると、他の選手のセコンドとしての参戦も必要だが、
候補として上げられるのは成田蓮に裏切られた立場となる、
エル・デスペラードだろうか。
ここまで怪我の治療のため欠場中であったデスペラードだが、
この日の大会でついに復帰を果たす。
彼は1.4東京ドームWK18でヒロムとのタイトルマッチを控えているため、
1.2有明アリーナ大会に登場するかは不明瞭だが、
成田蓮との因縁を考えれば、ここで手を挙げることは十分に考えられそうだ。
はたしてデスペラードはこの状況を見て、どう判断するだろうか？
もし海野翔太、デスペラードがセコンドとなれば、残る2人はNOAHから出るのかもしれない。
それがこの日襲撃された近藤修司や宮脇純太であれば、数としては同数となる。
そもそもまだ正式にランバージャックデスマッチ形式で行うとは決まっていないが、
この流れを見ればほぼ間違いなくその方向に進むだろう。
そしてさらにその遺恨は本格的な対抗戦へと繋がりそうだが、
いったいこの抗争の決着はどうなるだろうか。
その大きな岐点となりそうな、
本日の後楽園ホール大会をまずは注目しておきたいと思う。
