11.20有明アリーナで行われた
新日本プロレスとスターダムの合同興行、Historic X-over。
そのセミファイナルのウィル・オスプレイvs海野翔太のタイトルマッチの後、
衝撃的なサプライズが起きたことはすでに皆様もご存じのことだろう。
そうあのケニー・オメガが新日本プロレスに再び姿を現したのだ。
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今回対戦を表明したオスプレイとは長らくSNSなどでも抗争が続いているが、
その抗争の決着がまさか新日本プロレスで行われるとは
多くのファンは期待はしていても予想はしていなかったことだろう。
それだけにそのサプライズ感が半端ではなく、
ケニー登場後、一気に会場の空気が一変した。
このどよめきはそのままオスプレイvsケニー戦への期待の表れと言っていいだろう。
2019年にAEWを設立し新日本プロレスを離脱するまでは
文字通り外国人エースという枠を超え、
新日本プロレスの中心に君臨していたケニー・オメガ。
そのケニー離脱後、彼と入れ替わるように頭角を現し
現在では新日本プロレスのほぼすべてのタイトルを手中に収め
時代の中心に君臨しているウィル・オスプレイ。
まさに新日本プロレスで同じような軌跡を歩んでいる二人が、
ついに来年1.4東京ドームというこれ以上ない舞台で激突する。
この対決に期待しないプロレスファンは皆無と言っていいはずだ。
はたしてこの運命というべき対決の行方はどのような決着となるだろうか。
そしてこの戦いにもしケニー・オメガが勝利すれば、
再びケニーが新日本プロレスのタイトル戦線に登場することとなる。
そうなれば多くの選手との対戦が期待されるが、
その中でも個人的に対戦してほしい選手は、
2017年G1決勝戦で激闘を繰り広げた内藤哲也、
そしてケニー・オメガと盟友関係にある飯伏幸太である。
まずは内藤哲也であるが、
今年2022年は多くのシングルのタイトルマッチに挑んだが、
一度も勝利することができず、自身の夢をかなえることはできなかった。
そんな内藤哲也が再び新日本プロレスの中心に戻るためには、
もしケニー・オメガとの一戦が実現すれば、
それは大きなチャンスとなることは間違いないだろう。
考えられる展開としては1.4東京ドームでケニーがUS王座を奪い、
それに内藤哲也が挑む展開が予想されるが、
これは間違いなくドリームカードといえる一戦となる。
はたして新日本プロレスで、
もしくはAEWでこのドリームカードは実現するだろうか。
そして次に対戦が期待される選手は長らく欠場が続いている飯伏幸太である。
新日本プロレスとの関係やケガの状態のため長期欠場が続いている飯伏だが、
もし復活するとすれば盟友であるケニー・オメガの新日本プロレス参戦は、
一つの大きなきっかけとなるのではないだろうか。
もしかすると1.4東京ドームにケニー・オメガとともに登場することも考えられるが、
今回のケニー・オメガの参戦は飯伏幸太の今後にも大きな影響を与えるのかもしれない。
はたしてゴールデンラバーズと呼ばれた二人が、
再び新日本のリングで交わることはあるのだろうか。
11.20有明アリーナで起こった、今年最後かもしれない
ケニー・オメガ参戦というビッグサプライズ。
はたしてこの劇薬は今後の新日本プロレスにどのような影響を与えるのか。
引き続き注目しておく必要があるだろう。