(出典:東スポWeb)
2.23札幌で行われた新日本プロレス、THE NEW BEGINNING in SAPPORO。
今大会の第6試合では、王者エル・デスペラードと挑戦者SHOによる
IWGPジュニアヘビー級選手権が行われたが、そこには衝撃の結末が待っていた。
そうそれはなんとSHOがリングアウト勝ちという結果で王者を戴冠するという、
ここ最近ではあまり例を見ない結末であった。
👇
【新日本】SHO 衝撃リングアウト勝ちでJr.王座初戴冠「デスぺ、ざまあみろや、オラ!」 | 東スポWEB
つまりそれだけこの結果は衝撃的であったとも言えるが、
あの展開で勝つにはこの手しかなかったのかもしれない。
この試合を振り返ってみると、SHOが入場時にはすでにデスペラードに襲撃されており、
同時に入場してくる形となり、試合はそのまま混乱の中始まった。
その後も終始ラフ殺法も含めデスペラードが展開を握っていたが、
会場暗転、そして金丸義信登場から少しずつHOTの流れが出来始めた。
そして最後は暗転の際にリング下に潜んでいたと思われる成田蓮が
デスペラードをスリーパーでとらえ、リング外で確保したことにより
SHOがまさかのリングアウトという形で勝利を収めた。
これによりSHOは第95代IWGPジュニアヘビー級王者となり、
またこれはSHOにとっても同タイトルの初戴冠である。
つまり形で言えば、新日本プロレスジュニアの頂点に駆け上がったと言えるが、
この結果に納得しているのは、レスラーであれば、負けたデスペラードを含め
誰もいないであろう。
よって今後、前王者の直接のリマッチも含め、挑戦者の候補はたくさんいるかと思うが、
はたして次の挑戦者には誰が名乗りをあげるだろうか。
上述した前王者デスペラードを筆頭に、ジュニアの象徴である高橋ヒロム、
またこの日の試合に救出で登場した田口隆祐、
そして元パートナーであり、現在ある意味覚醒中のYOHもその候補と言えそうだ。
SHOというヒールチャンピオンが誕生し、新しい展開が生まれそうな新日本プロレス
ジュニアの今後の展開に期待し、引き続き注目しておきたいと思う。