(出典:東スポWeb)
昨年末より団体からの離脱が続いている全日本プロレス。
昨日も公式に石川修司とブラックめんそーれの1月末での退団が発表された。
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これにより昨年末の大森隆男、ヨシ・タツ、木原リングアナウンサーを
含めると、かなりの数の関係者が離脱することが確定している。
今回の退団に関し、石川修司は同記事内でこのようなことを語っている。
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引退するまで全日本プロレスにいるつもりでしたが、どうしても譲れないことが起きてかなり迷っていました。そんな中、12月の若手興行で躍動する選手たちを見て、今後の全日本プロレスは明るいと確信し、今回自分のわがままで決断をさせていただきました
自分のわがままであるとコメントは締めてはいるが、
退団に至った大きな要因としては、現在の団体の方向性で譲れない部分、
つまり我慢できないことが起こったということだろう。
全日本プロレスの現状を見ると、やはり大きな変化といえば、
昨年の後半からNOAHを退団した中嶋勝彦が全日本プロレスに参戦し、
即座に至宝のタイトルである三冠王者となり、団体の中心にいることだろう。
その他にもアクトレスガールズと提携し、現在は女子プロレスも
興行の中で行われていることも大きな変化と言えるかもしれない。
そしてそれ以上に現在問題とされているのは団体の最高責任者である
福田社長の言動、行動ということになるだろう。
それを象徴しているのはSNSで良いも悪いも話題をさらった以下のポストである。
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【福田社長とアクトレスが新年のご挨拶...】
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2023年12月31日
2024年の意気込みと豊富を語る!?
大丈夫なのか福田社長!!
悶絶!! 福田社長室!! 第2話 「明けましてxxxxxxxx!?」
時代が全日本を呼んでいる!#ajpw #アクトレスガールズ pic.twitter.com/BEi5SsLZDn
このポストは話題をさらうという意味では大きな反響があったが、
これまでの全日本プロレスの印象、イメージとしてはかけ離れたものがある。
よってファンから否の意見が殺到したわけだが、
このポストに象徴される福田社長の運営が現在の大量離脱に
繋がっているのかは最終的には内部でしかわからない事情ではあるだろう。
しかしこれらのことはもう覆らないわけで、より重要なことは
今後の全日本プロレスがどのような進んでいくのか?という部分であると思う。
選手層が厚い訳では無いが、選手会長となった宮原健斗を筆頭に
素晴らしい選手がまだ多くいることは事実である。
そして最終的にはファンに支持され、かつそれが興行成績などに
繋がらないと会社としては継続していくことが難しいことも事実である。
はたして数多くの離脱者がでている現状を乗り越え、
全日本プロレスは巻き返すことが出来るのか?
いろいろな意味で注目しておく必要があるだろう。