ひーじゃープロレスブログ

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【NOAH】グレート・ムタの存在感は敗者髪切り金網デスマッチというインパクトを超えたのか

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(出典:NOAH公式)

 

この週末、新日本プロレスワールドの配信がなかったということもあり、

ABEMAで無料配信されていたNOAHの無観客マッチ2連戦を観戦した。

 

 

初日のメインは中島勝彦とマサ北宮による敗者髪切り金網デスマッチ。

そして2日目のメインはグレート・ムタが約1年ぶりに降臨し、

6.13の配信マッチで急襲した拳王とのSPシングルマッチであった。

 

 

観戦前の期待感としては、やはり髪切りや金網マッチということもあり

初日の方が大きかったのだが、終わってみればムタの存在感が上回ったと感じた。

そしてその世界観に入り込んだ拳王の懐の深さも印象に残っている。

 

 

もちろんこれは個人的な主観であるので、別の感想を持った方も多いかと思うが、

普段映像であまり見ることの無いNOAHを観戦した私はそのような印象を持った。

 

 

ではなぜ私がこのように感じたのか?ということを考えると

それはやはりムタの唯一無二の存在感がすべてを凌駕したということだろうか。

 

 

30年を超えるキャリアを誇るムタは基本的に余計な動きを一切しない。

それは化身とされる武藤敬司も同様だが、限られた動きでファンを引き付ける術を

熟知しているので自然とムタを追いかけることになる。

 

 

行っていることはイスやロープを使った攻撃や毒霧など

これまで数えきれないほど見たムーブだが、

それでもそれを見た時の興奮は色褪せないものがある。

 

 

”天才”、”プロレスリングマスター”など武藤敬司を評する異名は数々あるが

いまだ出身である新日本プロレスを含めても、

その天才性を超えるものはいないのではないかと思う。

 

 

それだからこそ大ベテランとなった現在でも第一線で活躍することが出来る。

つまり団体から必要とされるということだろう。

 

 

そしてそんなムタと対戦した拳王も試合は負けはしたが、

火炎キックを放つなど予想以上の奮闘を見せたのではと感じた。

 

 

ある意味ムタの相手はその世界観が独特すぎるため、

対戦相手のプロレスIQが問われることとなる。

 

 

ムタの大きすぎる存在感に負けないため、

それ以上の何かを見せる必要が求められるということだ。

 

 

その点においても今回の拳王はファンの期待を裏切らない

戦いを見せたと言っていいのではないだろうか。

こちらも個人的な視点となるが、私は拳王に対しそのように感じた次第だ。

 

 

ではここからは初日の敗者髪切り金網デスマッチについて触れたいと思うが、

この試合はほぼ中島勝彦が支配した戦いであったと感じた。

 

 

つまり試合結果としては敗戦したかもしれないが、

エンディングの断髪の場面も含め、この試合は中島勝彦のモノであったということだろう。

 

 

マサ北宮との遺恨はまだ続くようだが、次の決着はどのようなモノとなるのか?

次回の戦いがあるとすれば今回の戦いを超えるモノを期待したい。

 

 

さて今回の記事ではかなり久しぶりにNOAHのことを書いてみたが、

今後も何かあれば記事にしていきたいと思う。

 

 

NOAHを含むサイバーファイトがより勢力を拡大すれば、

それは結果的にプロレスというジャンルから見れば大きなプラスとなるだろう。

 

 

はたして高木社長の言う新日本プロレスを超える日は来るのだろうか。

引き続き注視していきたいと思う。

 

 

 


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