4.16ゼビオアリーナ仙台大会で行われる、ジェイク・リーvs中島勝彦による
GHCヘビー級選手権。
狂気の扉と銘打たれたこの一戦に注目しているプロレスファンも多いことだろう。
そんな戦いを前に中島勝彦がインタビューに答えているので、
今回はそちらについて書いていきたいと思う。
まず今回なぜ王座に挑戦表明したのか?というところだが、
それについて中島勝彦はこのように答えている。
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いやだって外敵が来たら誰が行くよ? オレしかいないでしょ
外敵が来たのなら俺しかいない。
自らをノアと語るこの男しか言えないセリフではないだろうか。
たしかに中島勝彦のファイトスタイルやその破壊力を考えれば、
納得せざるを得ないだろう。
そして次にジェイク・リーの印象に関しての返答はこちらである。
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脅威だよね。体もデカい、強い。それはわかるんだけど、3カ月ですよ? 3カ月でNOAHの宝が今NOAHの中にないっていうこの現状は脅威だね。一発で流れを変える強さがあるのは注意しなきゃいけないなと。あんなデカい選手とやるのも久々だから。今回はオレがゾクゾクしてるよ
この答えを見る限り中島勝彦も参戦わずか3か月でノアの至宝を手に入れた
ジェイク・リーを脅威に感じており、またその体の大きさや強さも認めているようだ。
たしかに190センチを超えるジェイク・リーのようなサイズの選手は、
小柄な選手が多いNOAHには存在せず、それだけで脅威である。
またその体格からくる打撃の破壊力はすでにノアマットでも実証されている。
しかし対する中島勝彦も打撃の破壊力は折り紙付きだ。
重いキックや強烈な張り手の威力は皆さんもよくご存じのことだろう。
ジェイク・リーはこの試合は唐突に一発で終わる可能性もあると語っていたが、
2人の打撃の破壊力を考えれば大いにその可能性もありそうだ。
そして中島勝彦はジェイク・リーの”ノアの舵を取る”という発言に対しては
このような見解を語っている。
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ちょっと言っていることの意味がわかんなかったね。NOAHにずっといてNOAHでやってきたオレとしてはあまりにも軽い。(NOAHに)来て3カ月でベルトを取る力がある、強さがある、それは素晴らしいしさっきも言ったとおり脅威だけど、でも舵は取らせない。NOAHを何も知らないでしょ、彼は。来て3カ月で確かにGHCのベルトを手にした、その力は認めるけど、でも舵を取れる人間なのか、存在なのか。NOAHの舵を取ることの大切さ、すごさ、重み、深み、きっと彼は何もわかってないと思う。知らないでしょ? NOAHっていうものを。簡単に言えることじゃないんだよね。NOAHが今に至るまで、ファンと共に歩んできたこの歴史、この歴史の重みというか。3カ月でそれを知っているかと言ったら、説得力に欠けるよね
この言葉の端々に中島勝彦のノアに対する愛や
プライドを感じる方も多いのではないだろうか。
一見キャラクター的にはそのように見せない部分もあるが、
彼のノアに対するプライドは相当高いと言っていいだろう。
そんな中島勝彦からすればジェイク・リーという強大な外敵に
至宝のタイトルが流出しているということは由々しき事態と言えるだろう。
はたしてこのあまりに危険な二人の遭遇はどのような結末を迎えるのか?
そんな二人の戦いまで残り1週間だ。