(以下の記事は延期決定前に執筆したため、そのままアップさせていただきます。)
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5.15横浜スタジアムにて開催予定のWRESTLE GRAND SLLM YOKOHAMA大会。
現状の情勢では大会自体の開催が不透明であるが、当記事では開催を前提にし、
このビッグマッチでどのようなカードが組まれるのか?
それらを中心に進めていきたいと思う。
まず現時点(5/7午前)でこの横浜大会のカードは何も発表されていない。
これは緊急事態宣言の状況を鑑みた上でのことかと思うが、
ドーム級の会場規模の大会と考えれば、かなりイレギュラーなことである。
はたしてこれは何を意味しているかだが、
プラスに考えるとサプライズ的なカードが準備されているともとれる。
よって当記事では前向きに捉えていこうと思う。
さてこの横浜大会で実現が確実なカードと言えば、
まずは飯伏幸太vsジェフ・コブのSPシングルマッチだろう。
4.4両国から遺恨が深まる二人だが、
ここ横浜で決着戦が組まれることとなるだろう。
この戦いのポイントはコブが飯伏を超えることができるのか?
ということろであるかと思う。
格から考えると飯伏がコブから勝利しても、これまでと序列は変わらない。
しかしコブが飯伏を倒すという事実がここで起これば、一気に格も上がり
タイトル戦線への参入も容易になるはずだ。
どんたくの最終戦でコブが見せた掟破りのカミゴェは、
正直飯伏が放つモノより強烈に感じてしまった。
もしこの戦いでもコブがこの技を出すことができれば、
初代世界ヘビー級王者から勝利を奪うことも可能だろう。
ここは個人的にはコブの勝利を期待したいと思う。
そして次に行われそうなカードと言えば、
NEVERの新王者となったジェイ・ホワイトとデビッド・フィンレーとの一戦だろう。
これはNJCでまさかの敗北を喫したジェイが、
フィンレーを指名したことにより生まれた展開だが、
現状フィンレーは明確な答えを返答していない。
現在インパクトのタッグ王者であるフィンレーに関しては、
同じ5.15にインパクトから配信されるイベントに出場が決まっている。
(ケニー&グッドブラザーズと6人タッグで対戦とのこと)
もしかするとこれらの絡みで横浜大会出場は難しいのかもしれないが、
なんとか実現してほしいカードである。
実績や格を考えれば圧倒的に4冠王者であるジェイが上であると言えるが、
ここ最近のフィンレーの活躍は目覚ましいものがあると言える。
また二人は同じ時期にヤングライオンとして
道場で苦楽を共にした同士とも言える間柄だ。
そのようなエモーショナルな関係でもある
二人の再戦に期待するファンも多いことだろう。
さらにオカダを筆頭に5.4福岡大会を欠場した選手が、
この横浜大会に出場できないとなれば、
圧倒的な悪の華を持つジェイの存在はより不可欠になる。
上述したようにいろいろな側面はあるが、
ぜひこのカードも横浜大会で実現してほしいと思う。
そして5.3福岡大会でGoDとのシングルに連勝した
タイチ・ザックのIWGPタッグ挑戦も決定的だろう。
昨年のWTLから長く続くこの抗争だが、
おそらく今回のタイトルマッチで決着がつくことになりそうだ。
このタッグ戦線の次の展開としては
新しいチャレンジャーを期待したいと思う。
具体的には本隊からはゴールデン☆エース、
またLIJからの参入も考えられそうだ。
この先の東京ドームではこれらのチームとのタイトルマッチもあり得るだろう。
さてこの横浜大会の全カードが6試合と考えると、残りは3試合となるが、
さらに目玉と言えるカードが必要であるかと思う。
それは内藤哲也絡みのカードなのか、はたまた海外からの隠し玉があるのか、
これは発表を待つしかないが、アッと驚くようなカードを期待したいところである。
おそらくカード発表は週明けあたりかと思うが、はたして開催自体はどうなるのか?
今は無事に開催されることを祈るばかりである。