本日1.5 レッスルキングダム16(以下WK16)も二日目をむかえるが、
この日の試合結果やその他のサプライズなど、リング上で起きたことを起点とし
新日本プロレスの今年のストーリーが本格的に始まる。
つまりそれは前日の1.4の結果も合わせ、2022年の新日本プロレスの
方向性が大まかに見えるということである。
特に混迷を極めているIWGP世界ヘビー級王座のベルト問題に
ついに終止符が打たれることは大きな転換と言えるだろう。
誰が王者になり、そして3本のベルトはどう集約されていくのか。
それも含め大きな話題を集めることになるはずだ。
ではここからは本日1.5のWK16でどのようなことが起きるのか?
そのあたりの展開を予想していきたいと思う。
(1.5 対戦カードはこちら)
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まず試合に関してもっとも重要視すべきはもちろん真の王者が決まる
メインの鷹木信悟or オカダvsオスプレイのIWGP世界ヘビー級選手権だろう。
上述したことと重複するが、ついに混迷を極めた3本のベルト問題に
決着がつくことは多くのファンも望んでいたことだろう。
真の王者と真のベルトはそれぞれ1つ(人)でいい。
きっと大多数のファンはそう望んでいたはずである。
よってこの戦いに勝利した者が、
まずは2022年の新日本プロレスを牽引することになるだろう。
そして私が予想するこの三つ巴戦の勝者はウィル・オスプレイだ。
この問題のきっかけを作ったオスプレイの元に戻ることが
先々の展開を見た時、もっとも新鮮味があるというのが大きな理由である。
つまりオスプレイが飯伏からベルトを奪取し、
昨年夏前頃から始まるはずであったストーリーをここから展開するということだ。
そしてきっとそれは新日本プロレスが望んでいた形だろう。
では仮に私の予想通りオスプレイが勝利したとして、
その後のリング上に次の挑戦者として現れる男がいるとすれば、
それはいったい誰だろうか。
それはこの日の展開から考えれば内藤哲也しかいないだろう。
WTL終了後から始まったUEとの抗争がここに帰結するとすれば、
この日内藤哲也はジェフ・コブに勝利しているはずだ。
そしてそのコブからの勝利を掲げ、UEの総大将のオスプレイに
挑戦を求めるのではないだろうか。
先日アップされた1万字インタビューでは、
IWGP世界ヘビー級王座には興味がないと言っていたが、
再びドームのメインに戻るには必要なモノであることは間違いない。
内藤哲也インタビューはこちら
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メイン終了後のリングにこの男の姿が現れれば、
ドームは歓声こそ出せないが最高の盛り上がりを見せるだろう。
やはり内藤哲也が中心にいる光景。
それこぞが多くのファンが求めている姿ではないかと思う。
また本人も不甲斐ない結果に終わった昨年からの
巻き返しに燃えているはずである。
そう考えれば1.5のメイン後のリングに内藤哲也が登場し、
次の挑戦者に名乗りを挙げることは必然と言えるのではないだろうか。
そしてもう一つ個人的に気になる部分としては、
ドーム2日目となるこの日、対抗戦の相手であるノアの選手たちが
登場するかというところである。
他団体の年間最大興行に乱入することはかなり勇気がいることだが、
対抗戦を盛り上げるため、そしてNOAHの名前を広く知ってもらうためには
またとないチャンスであるとも言える。
はたして先日自身のリングで舌鋒鋭く新日本を糾弾した
拳王や中島勝彦たちが登場することはあるのか?
もし彼らが対戦相手のLIJの前に登場したりすれば、
より対抗戦が注目され盛り上がることは間違いないだろう。
さてそんな様々なサプライズが期待される1.5東京ドームは
本日17時よりスタートだ。