昨年末に新日本プロレスの社長に就任し、約半年間が経過した棚橋弘至。
その棚橋弘至社長が就任半年会見を昨日開催した。
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https://www.njpw.co.jp/503011/
その中で棚橋弘至社長が今後の10個の指針を発表したので、
本日はそちらについて進めていきたいと思う。
まず今回棚橋弘至社長が発表した10個の指針とは以下である。
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1・若手の抜てきと新人の発掘
2・ベルトの価値向上
3・乱入や介入の阻止
4・新日本本隊の強化
5・スターダムとの関係強化
6・米国AEWとの関係強化
7・チケットの価格帯見直しや券種多様化の検討
8NJPW WORLDの改善
9・個人情報管理の強化
10・協賛営業の強化
個人的にはまずチケットの価格帯の見直しなどの項目が気になった。
これはつまりチケットの種類を多様化し、間口を広げていくということかと思うが、
ファンの裾野を広げるためには良い施策ではないだろうか。
今後の大会でどのような形で実現していくのかに注目しておきたいと思う。
そしてリング上に関しての事項として気になったのは、乱入や介入の阻止という項目だ。
これは質疑応答などから見ると主にHOTに向けてのことであるが、
個人的にはプロレスとは本来何でもありと思っている。
よってその匙加減が難しいかと思うが、はたしてこれもどのような形で
ファンの前に提供されるかに注目しておきたいと思う。
あとはベルト価値向上、つまりタイトルの整理は必須かもしれない。
多くのタイトルがあれば、それだけチャンスがでてくる選手が増えることが事実だが、
その分一つ一つのタイトルの価値、意味が薄れていることも事実だろう。
よって今後はIWGP世界ヘビー級王座を頂点としたヒエラルキーを以下に形成できるか、
その部分がポイントとなるのではないだろうか。
現在、いろいろな意味で岐路に立っているであろう新日本プロレスだが、
業界の盟主として引き続きプロレス界を牽引してほしいと思う。