ひーじゃープロレスブログ

新日本プロレスを中心にプロレス界で起こったことなどを書いているプロレスブログです。

【新日本プロレス】鷹木信悟が2021年プロレス大賞MVPを受賞!

f:id:yosikazukun:20211215092559p:plain

(出典:新日本プロレス公式)

 

12.14に発表された2021年度東京スポーツ制定のプロレス大賞。

その中で最も名誉のあるMVPに新日本プロレス鷹木信悟が選ばれた。

 

 

今年が始まった段階では鷹木信悟がMVPを獲得することを予想した方は

決して多くなかったはずだ。

 

 

それは別の視点で見るとファンの予想を超える活躍をしたとも言える。

そう考えると今回の鷹木信悟のMVP受賞に異論を唱えるファンはいないだろう。

 

 

そんなプロレス大賞のMVPだがここ10年(2011年~2020年)を振り返ってみると、

現在の新日本を象徴するトップオブトップの3人、

オカダカズチカ(4回)、内藤哲也(3回)、棚橋弘至(3回)が独占していた。

 

 

他の受賞者のメンバーを見ても今年はプロレス界全体に

新しい流れが出来たということかもしれない。

 

 

さて話を鷹木信悟に戻したいと思うが、彼は皆さんもご存じの通り

新日本プロレスの生え抜きではない。

 

 

鷹木信悟の出身はドラゴンゲートであり、

新日本には2018年から内藤哲也の呼びかけもあり参戦をはたした。

 

 

鷹木信悟のインタビューなどを見ると、ドラゴンゲート時代から

新日本参戦の希望はあったようだが、実際にそれを叶えることは

現実的にかなり難しい話だ。

 

 

また何かのきっかけで参戦が叶ったとしても、

今回のように新日本のトップに立つことは、これまでの歴史ではなかったことである。

 

 

つまり鷹木信悟は50年を迎える新日本の歴史の中でも

初めての偉業を達成したということがいえるだろう。

 

 

ではなぜ鷹木信悟が新日本のトップに昇りつめることが出来たのか?

それはやはりリング上で見せる、激烈と呼ばれる高水準なファイトと

マイクパフォーマンスなどの総合的なスキルの高さだろう。

 

 

鷹木信悟に任せておけば大丈夫。

現在の新日本ではそんな空気が流れているのかもしれない。

 

 

そんな最高とも言える2021年を過ごした鷹木信悟であるが、

2022年は年頭から大勝負が待っている。

 

 

それはWK16での開催が決まっている、

1.4オカダとのIWGP世界ヘビー級選手権である。

 

 

7年ぶりに圧倒的な強さでG1制覇したオカダカズチカ。

その強さはレインメーカー創世期を思い出すほど圧倒的だ。

 

 

直近のオカダとのシングルマッチでは連勝している鷹木信悟だが、

今回のタイトルマッチはかなりの苦戦が予想される。

はたして鷹木信悟は最強の挑戦者を退け、タイトルを守ることは出来るだろうか。

 

 

そしてもしオカダカズチカを撃破したとしても、

翌日の1.5にはウィル・オスプレイが待ち受けている。

 

 

ケガのため返上とはなったが、彼は前IWGP世界ヘビー級王者である。

その強さはいまさら語るまでもないだろう。

 

 

しかし別の見方をすればこの最強とも言える二人をまとめて撃破すれば、

より世間に鷹木信悟の実力が証明され盤石の王者の座を築くことが出来るはずだ。

 

 

今回のプロレス大賞受賞がフロックではないことを証明するためにも

この2連戦は負けられないところだろう。

 

 

2022年も引き続き鷹木信悟の1年とすることが出来るのか、

それは3週間後に迫ったWK16にかかっているといっても過言ではない。

 

 

THE DRAGONは2022年もさらに上に昇ることが出来るのか、

もしくは引きずる下ろされるのか、

期待と不安を抱きつつ今後も追いかけていきたいと思う。

 

 

 

 


プロレスランキング

twitter.com