ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】大張高己社長はこれからの新日本プロレスをどうしていくのか?

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(出典:新日本プロレス公式)

www.njpw.co.jp

 

 

先日新日本プロレス公式スマホサイトにて、昨年新社長に就任した

大張高己社長のインタビューがアップされた。

 

 

公式スマホ会員の方はもちろんのこと、もし会員でない方もこの機会に

ぜひ入会しご覧いただければと思う。

www.njpw.co.jp

 

 

そこで今回の記事ではそのインタビューの中で私が特に興味深かった

幾つかの内容について書いていきたいと思う。

 

 

まずは先日の1.18後楽園ホール大会についての部分だ。

皆さんも覚えているかと思うが、この日の後楽園大会の動員数は

平日ということもあったが396人とかなり空席が目立った大会であった。

 

 

その日のメインには棚橋弘至が立っていたのだが、その際リングインしたときに

視察に訪れていた大張社長と目が合い、アイコンタクトを交わしたそうだ。

 

 

経営サイドのトップと選手サイドのトップ。

この日の後楽園の光景を見て、きっと二人にしかわからない共通の思いがあったのだろう。

 

 

この日棚橋は涙ながらに締めのマイクを行ったのだが、

同様に大張社長も涙していたという。

 

 

きっとこの日の後楽園大会は大張社長にとって忘れられない大会となるだろう。

この日の屈辱とも言える光景は今後の糧としなければいけないと誓ったのではないだろうか。

 

 

また新日本プロレスを今後どのようにしていきたいのか?という質問には、

『メジャースポーツの仲間入り』を目指したいと答えている。

これはつまりプロ野球のようなレベルを今後目指していくということである。

 

 

これはかなり壮大な目標と言えるが、それに到達する具体的な方法として

ドームクラスの会場での定常興行を実施したいということである。

 

 

これは木谷オーナーも同じプランを語っていたので、

新日本プロレスとして、まず目指すべき目標といって間違いないだろう。

 

 

コロナ禍前の新日本プロレスであれば、この目標も手に届くところにあった印象だが、

今の状況を考えるとまずはそれに向けて、

いろいろなことをもう一度作り上げていく必要があるだろう。

 

 

目標を達成するためにまずは足元を固めていく。

これはどのようなビジネスでも言えることだが、

すべてはその積み重ねが結果を左右することは間違いないところだ。

 

 

そしてそのために新日本プロレスはこれからもさまざまな仕掛けを打ってくるだろう。

最近一気に活発化した海外団体との本格的な提携などはその第一歩と言える。

 

 

上記は今後の重要な戦略である海外進出とも深く関係しているので、

これからより本格的に稼働していくことになるはずだ。

 

 

またそれに伴い海外での視聴環境の整備も行っている。

約6千万人が視聴可能と言われるRokuと契約し英語版ワールドプロレスリングを

毎週無料視聴できる環境を整えた。

 

(以下、関連ニュース)

www.njpw.co.jp

 

 このように日本の足元を見ながら海外に関しても着々と歩を進めていると言えそうだ。

 

 

しかし新日本プロレスが日本の団体である以上、

今後もマーケットの中心は国内であることは間違いないところである。

 

 

つまり今後も発展を続けるためには、現状のファンを惹きつけ、

かつ新しいファンも取り込めるスターの輩出やストーリー展開が必要であるはずだ。

 

 

そう考えると現在の状況は新たな発展に向かうタメの時期かもしれない。

この先にある大きな何かに向かうのならこの混沌とした状況も個人的には納得できる。

 

 

新社長を迎えまた新しく変わろうとしつつある新日本プロレス。

今年2021年はこれまでと違う年になるような気がしてならない。

 

 

 


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