2022年6月12日、この日は東西で二つのビッグマッチが行われた。
日本プロレス界の盟主、新日本プロレスは大阪城ホールでドミニオンを、
そしてそれを追う存在とされるサイバーファイトがさいたまスーパーアリーナで
サイバーファイトフェスを開催した。
当記事は開催前に執筆しているので、大会の内容や観客動員数などは判明していないが、
はたしてその結果はどのようになったのだろうか。
まず両大会のメインイベントを比較してみると、
新日本プロレスはオカダカズチカvsジェイ・ホワイトのIWGP世界ヘビー級選手権、
そしてサイバーファイトは潮崎豪vs小島聡によるGHCヘビー級選手権である。
この二つをどう見るかは個人の価値観によるかと思うが、
客観的に見るとやはりオカダとジェイという日米のトップスターによる対決に
注目が集まることになるだろう。
もちろん潮崎豪と小島聡というラリアットを軸とした対決にも注目は集まるが、
この戦いがノアを象徴する戦いかと言えば、それには少し疑問符がつくところだ。
ストーリー展開が早いと言われているノアだが、この戦いの先に何があるのか?
小島聡の動向も含めてのパッケージということになりそうだ。
またビッグマッチといえば試合以外のサプライズも、
興行の価値を上げるには不可欠なものといえるだろう。
今回のドミニオンでは戦前から多くの選手の登場が予想されているが、
その選手たちを具体的に上げると、KENTA、KUSHIDA、そしてジュース・ロビンソン
ということになるだろうか。
KENTAとKUSHIDAはSNSでそれぞれ近況を発信しており、
このビッグマッチに登場する可能性は高いと言えそうだ
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KENTA、今日医者から試合の復帰許可出たってよ。
— KENTA aka Lil’K (@KENTAG2S) 2022年6月6日
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WWEを退団後は常に新日本プロレス復帰の噂が流れていたKUSHIDAだが、
ついにその姿を現すのか?
しかしKUSHIDAに関しては、新日本プロレス以外という選択肢もあり得るだろう。
衝撃度という意味で言えばサイバーファイト側に登場したほうが大きいともいえる。
はたして彼の選択はどのようなものだろうか。
一方のサイバーファイトフェスに関してのサプライズと言えるのは、
来場が予定されている武藤敬司の重大発表だろうか。
すでにノアの公式YouTubeでもこちらに関し特集が組まれているが、
はたして不世出のプロレスラーと呼ばれる、このプロレスリングマスターは
何を語るのか?
そちらにも大きな注目が集まりそうだ。
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さて当記事がアップされるときには、
これらの予想はすべて明らかになっているが、
はたして二つのビッグマッチでは何が起きるのだろうか?
2022.6.12 この日はプロレス界にとって大きな意味を持つ日に
なることは間違いないだろう。
そして両方のビッグマッチが成功をおさめ、
結果的に両者が勝者となることを願い、当記事を終わりたいと思う。