ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】SUMMER STRUGGLE in JINGU 直前考察  (前編)

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

いよいよ間近に迫ってきた、21年ぶりの野外でのビッグマッチ、

SUMMER STRUGGLE in JINGU。

 

 

当記事執筆段階では、全6試合、出場選手は16名(KOPW4選手含む)と

非常に厳選された大会となっている。

 

 

つまり今大会にエントリーされた選手たちは、

今の新日本を代表する選手たちであるといって間違いないだろう。

 

 

また別の視点でいうと、この少数精鋭と言える人数で

ビッグマッチが成立するということは、

それだけ各選手のクオリティや集客力が高いという証でもあるかと思う。

 

 

そしてこのようなことができるのは、新日本プロレスだけであることを

考えると、まだまだこの1強時代が続くことは間違いないかと思う。

 

 

ではここからはこれまでの前哨戦の流れや

大会直前ということを踏まえ、この大会を考えていきたいと思う。

 

 

マスターワトvs金丸義信

 

 

凱旋帰国直後より因縁が続いたこの二人の決着戦が

ついにこの大会でマッチメイクされることとなった。

 

 

前提としてこの大会にマッチメイクされたということを見ても、

マスター・ワトは新日本から期待されていると考えて間違いないだろう。

 

 

しかし客観的にみてみると、今一つファンにワトの方向性や

進むべき道が伝わっていないのではないかと思うのである。

 

 

もちろんそうではないという、否定の声もあるかと思うが、

個人的にそう感じているのは事実である。

 

 

またおそらくマスター・ワトの直近の目標は、

現在ヒロムが持つジュニアのベルトへの挑戦ということになるだろう。

 

 

そして今大会でヒールマスターと呼ばれる、

ジュニア界屈指の実力者である金丸に勝利し、

一気にベルト挑戦ということを考えているかもしれない。

 

 

しかしながら正直なところ、ファンはまだワトがヒロムに挑戦する

という機運にはなっていないかと思う。

 

 

ベルト挑戦の流れを作ってから機運をつくることも可能であるかとは思うが、

それにはワト自身のアクションやプロデュース力が必要となるだろう。

 

 

つまりこの戦いを含めた今後のワトのアクションが、

彼がトップへ登れるかどうかの試金石となるのではないかということかと思う。

 

 

 KOPW2020決定戦4ウェイマッチ

 

8.26後楽園大会でのKOPW1回戦を勝ち抜いた

4名により争われるKOPW2020決定戦。

その1回戦を勝ち抜いたのは以下の4名である。

 

 

・オカダカズチカ

・SANADA
・エル・デスペラード
・矢野通

 

順当といえば順当なメンバーであるかと思う。

 このメンバーでポイントとなるのはもちろん矢野通であるだろう。

 

 

そして4ウェイマッチということは、

4人のうち誰かが勝利した時点で試合が決するということであるので、

当然ながら全員にチャンスが生まれることになる。

 

 

つまり実力NO1であるとされるオカダが

有利とはあながち断言できないということだ。

 

 

むしろ全員の標的にされると考えれば、

最も不利な立場であるかもしれない。

そしてこれこそがKOPWならではの面白さとも言い換えることが出来るだろう。

 

 

良い意味で実力通りでない展開、つまり予想外の展開ということだが、

ファンはそのようなところを常に求めているものである。

それは予定調和ではない、新しい風景ともいえるかもしれない。

 

 

それらを作り出すことがプロデューサーであるオカダの狙いなのであれば、

すでにわれわれファンはその狙いにはまっていることになる。

 

 

今大会では第2試合という前半戦の扱いとなっているが、

個人的にはこの試合を非常に楽しみにしている。

 

 

同時に初代王者が今後どのように、

このタイトルを高めていくのかにも注目したいと思う。

 

 

NEVER無差別級選手権

 

鷹木信悟対鈴木みのるによるこのNEVER戦。

ここまでの流れを見ていると、

SNS上などでも非常に期待値が高く、今大会の裏メインと呼ばれている。

 

 

それは直近の2冠戦におけるタイトルマッチが、

乱入などによる不完全燃焼であるため、

 

 

その対極の戦いとして、この試合に新日本らしさを

期待しているがゆえのことであろう。

 

 

別の視点で見ると、この純粋な新日本育ちでない二人が、

新日本らしさを求められるとは、今の状況を表しているともいえる。

 

 

話を本題に戻すと、この試合がその期待を外すことは

あまり考えにくいことであるかと思う。

 

 

一見二人とも全くもって大人げない、ジャイアン同士の戦いであるが、

両選手ともタイプは違えど、名勝負製造機といって間違いないだろう。

 

 

よってここではその白熱の好勝負の後、

チャンピオンがどのようにこのベルトを使い、

高めていくかを考えてみたいと思う。

 

 

もし鷹木信悟が再び防衛となれば、

NEVERの絶対王者感が出てくることになる。

 

 

つまりそうなれば、マンネリとの戦いにもなるので、

また新たな潮流を作らなければいけないだろう。

 

 

本来であれば最強の挑戦者とも言える、

またNJCでの戦いが流れたオスプレイとの戦いを期待したいところだが、

このコロナ禍の中では、今は実現は難しいのかもしれない。

 

 

となれば次の挑戦者の選定が難しいのかもしれない。

強すぎるが故の弊害であるとも言えるだろう。

 

 

その中で全くの個人的な挑戦者の理想を言うなら、

当たりたくないと公言していた矢野通か、

もしくは同門のSANADAなどとの戦いが見てみたいと思う。

 

 

では次は鈴木みのるが新チャンピオンとなった場合を考えてみよう。

ここまでのコメントの中で、『今NEVERのベルトを取っておけば都合がいい』

との発言があったと記憶している。

 

 

そこから考えると、このNEVERのベルトを通行手形に、

さらなる先の目標を見据えているということだろう。

 

 

それはやはり未だ手にしていないIWGPヘビーのベルトなのか、

昨年惜しくも落選となったG1の頂をとることなのか。

 

 

プロレス王はそんな質問をしてもきっと答えてくれないだろが、

さらなる高みを目指していることは間違いないところだ。

 

 

『年齢ですべてを決めるな』。これはみのるが叫んだ言葉であるが、

彼にはその言葉が全くもって当てはまらないのは事実である。

その証拠に多くのファンはいまだみのるに夢を見ているからだ。

 

 

個人的には信悟を応援しているが、みのるがこのベルトを使い、

どのようなことをしてくれるのかも見たい気がする。

 

 

この勝負は本当にどちらが勝つのかは全く予想がつかないところである。

だから多くのファンはこの戦いに大きな期待を寄せるのだろう。

 

 

まとめ

 

 

 ここまでは神宮大会の前半3試合について考察してみた。

個人的な主観が多数入っているが、そこは個人ブログということで

ご容赦いただければ幸いである。

 

 

次回記事ではこの続きである、

神宮大会後半戦の考察を書いていきたいと思う。

そちらもご覧いただければ幸いである。

 

 

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