先日の3.21仙台大会をもって、激闘が続いたNJC2021も終了し、
今後の新日本プロレスは4.4両国大会に向け進んでいくことになる。
そこで当記事ではこの仙台大会で起こった様々な出来事が、
これからにどうつながっていくのか、
そのあたりについて書いていきたいと思う。
- NJCは激闘の末オスプレイが優勝! しかし試合後ビーに衝撃のオスカッター
- 裕二郎がYOSHI‐HASHIを撃破しタイトル挑戦を表明 そしてKENTAは”棒”を強奪
- YOHの復帰宣言と王者デスぺの反応
- まとめ
NJCは激闘の末オスプレイが優勝! しかし試合後ビーに衝撃のオスカッター
鷹木信悟との30分を超える激闘を制し、4.4両国で行われるIWGP世界王座の
挑戦権を手に入れたオスプレイだが、試合後さらに衝撃の展開が待っていた。
何とパートナーであるビー・プレストリーに対し、決別ととれるオスカッターを放ったのだ。
後のコメントを見るとIWGP世界王座を勝ち取るための覚悟の表れということだが、
この行動に関しては賛否両論が巻き起こるだろう。
多くのファンはプロレスの一部として理解しているようだが、
一方でそう取らないファンも多数いると思われる。
この大会の結果をもって二人は今後それぞれの団体で
頂点のベルトに挑むことが決定したので、
今回の一件がそれに影響しなければ良いかと思う。
さて話は変わるが、今回のオスプレイのNJC優勝でUNITED EMPIREは
ユニット結成後初めて結果を残したと言っていいだろう。
彼らが何をしたいのか?という部分はいまだファンに伝わりきっていないと思うが、
少なくとも一歩前進したことは間違いない。
またオーカーンがコメントで新たなメンバー増員を示唆している。
↓
面を上げろ、帝国民ども。時代がついに来た。帝国復興の時が。今宵、そして明日、帝国の盟主オスプレイが、『NEW JAPAN CUP』を支配する。だが、それだけが復興ではない。われわれはさらに強くなる。新たな兵器を身につけて。面を上げて待っていろ、帝国民ども……
(引用:新日本プロレス公式)
これらを考えると4.4両国ではUEに絡んだ何かが起こることは間違いなさそうだ。
UEが本当の意味でユニットとして確立できるのか、
両国はその分岐点となると言えるだろう。
裕二郎がYOSHI‐HASHIを撃破しタイトル挑戦を表明 そしてKENTAは”棒”を強奪
そして今大会での第3試合でもタイトルに絡んだ動きがあった。
裕二郎が凶器攻撃の末、YOSHI‐HASHIを下し、NJC敗戦のリベンジを果たした。
バックステージで裕二郎がタイトル挑戦を表明したことで、
今後BC対とCHAOSによるNEVER6人タッグのタイトルマッチが
組まれることになりそうだ。
またその試合後の混乱に乗じ、KENTAがこれまでも因縁のあった
YOSHI-HASHIの『棒』を強奪した。
上の写真を見てもわかるようにKENTAは棒を手に入れ大変ご満悦のようである。
ご報告。
— KENTA aka Lil’K (@KENTAG2S) 2021年3月21日
私、KENTAは今日の試合で色々あって、かねてより想いを寄せておりました棒さんとお付き合いする事になりました。今後とも温かい目で見守ってもらえると嬉しいです。
幸せにします。 pic.twitter.com/RiFRQqMnqw
しかしKENTAという男は嗅覚が鋭いと感心する。
ここまでツイッターなどで行っていた棒に対する因縁を、
ここで回収するとは思ってもいなかった。
この行動により今回のただのタッグマッチにも意味が生まれ、
またNEVER6人タッグにも今後注目が集まるだろう。
やはり世界を知る男はだてではないということである。
YOHの復帰宣言と王者デスぺの反応
俺自身が、SHOくんと、(ROPPONGI)3Kとして、どこまでできるか、どこまで闘えるか、それを確かめたい。確認したい。今言えるのは、それだけです
(引用:新日本プロレス公式)
触れたくもなかったがお酒飲んだら限界がきた
— El Desperado (@ElDesperado5) 2021年3月21日
どこまで出来るか確認するのがタイトルマッチとはね・・・
元はと言えば自分が仕掛けた技で怪我して欠場・返上
その間のリング上の激動
今のノブさんと俺とSHOとお前
1人3段下にいると思っておけ
なめんな#njpw
上記に記載したのはYOHの復帰宣言後のバックステージコメントと
それに反応したデスぺラードのツイートである。
見て分かる通りデスぺはYOHに対し辛辣な言葉を投げかけているが、
それはYOHのコメント内の『確認したい』という部分に対してだろう。
つまりデスぺはタイトルマッチを勝手に確認の場にするな、ということを
言いたいかと思うが、現在のジュニアタッグ戦線の状況を考えると、
おそらく両国でタイトルマッチが組まれるだろう。
そこでの注目はやはりYOHがどのように動くのか?というところになるかと思う。
このまま3Kとしてやっていくのか、もしくはここで動きを見せ別々の道を歩むのか、
今後のジュニア戦線も含め、YOHの行動は大きな注目点となるだろう。
現状維持か、もしくは新たな道へ進むのか、
個人的にはYOHの新たな姿を見てみたいと思っている。
まとめ
春の最強決定戦NJCも終わり、新日本プロレスは両国へ向け進んでいくことになるが、
その先には5月のスタジアムマッチ2連戦も控えている。
ここから新日本はIWGP世界ヘビー級王座を軸に新たな展開へと進んでいくことになるだろう。
またAEWを筆頭とした海外団体との展開も大いに気になるところだ。
さあ新日本プロレスはこれから我々ファンにどんな景色を見せてくれるのか。
今から楽しみで仕方がないところである。