先日の会見にて全貌が明らかとなったNEW JAPAN CUP2021。（以下NJC）
優勝者には新設されたIWGP世界ヘビー級王座への挑戦権が得られることとなる。
つまり優勝者は新設された王座への初めての挑戦者となるわけなので、
各選手否が応でも気合が入るところだろう。
またそれに伴ってか今年は昨年と違いヘビー級レスラーのみがエントリーされている。
昨年の無差別級での戦いも大変良かったので、そこは少し残念な気持ちだ。
またどこかの機会で見せてほしいと思う。
ではここからは今年のNJCがどのような展開となりそうなのか？
という予想と考察を進めていきたいと思う。
まず目についたのは何と旗揚げ記念日大会で先行的に2試合が開催されることだ。
しかもその内の一つは内藤哲也対グレート・オーカーンというカードである。
ともに直近のタイトルマッチで苦杯を喫し、復権をめざすためには負けられない一戦となる。
実績だけ見れば圧倒的に内藤哲也が有利だが、
オーカーンもキャリア以上の存在感と期待感があると言えるだろう。
個人的にはここで番狂わせという結果もあるのではないかと思っている。
もしそうなると内藤哲也ファンとしては良くないことだが、なくはない展開だろう。
内藤哲也はそんな私の不安な気持ちを払拭させてくれる結果を出してくれるだろうか。
この対戦は不安と期待をもって見てみたいと思う。
また左下のブロックを見ると勝ち上がるのは、
タイチ、オカダ、みのる、KENTAということになるだろうか。
1回戦で鷹木信悟という強敵と対戦するオカダだが、
ここをクリアすればやはり優勝候補の筆頭に躍り出るだろう。
また別の視点で見ると、自身が絡まぬなか統一という方向へと
進んでしまったIWGPの展開を見てオカダはいったい今どう感じているのか。
このNJCの中でぜひその気持ちを聞いてみたいと思うのは私だけではないだろう。
次に右上のブロックを見てみたいと思うが、ここはオスプレイに期待したい。
ユニット結成から早くも5か月近くたったが、正直な感想を書くと
現状は大いに足踏みしている状況であると言えるだろう。
このままの状態が続くとユニットの存続のピンチにも陥りかねない。
それを払拭するのはやはりリーダーたるオスプレイしかいないいだろう。
彼のポテンシャルの高さはファンなら誰もが知るところであり、
いつ最高峰のベルトを巻いてもおかしくない存在だ。
昨年出場できなかったことやタイトルが新設されたことなどを考えると
オスプレイの気持ちは大いに高まっていることだろう。
もしかするとこのNJCでもっとも結果を出さなければいけないのはこの男ではないだろうか。
そして最後は右下のブロックである。
この山の筆頭候補はやはりNJC初出場となるジェイ・ホワイトだろう。
また１回戦を勝ち上がれば、次は棚橋弘至との対戦となる。
この二人の戦いが事実上このブロックの天王山となりそうだ。
ジェイと棚橋。この二人のファイトスタイルはヒールとベビーの違いはあれど、
実はかなり似ているかと思う。
そう考えるとこの試合はいい意味でスイングする可能性は高い。
はたしてこの戦いに勝利しジェイはREAL ERAに近づけるのか、
もしくは棚橋が公言したとおりNEVERをIWGPに近づけることが出来るのか、
その部分でも目が離せない一戦となるだろう。
以下は今回のNJCとは直接関係はないが、棚橋弘至が今回の統一に関しての
気持ちを書いたブログの一部である。
それを今回の記事の締めとしたいと思う。
↓
２つのベルト統一が、かーなーり話題になっていましたIWGPヘビーは、歴史のあるベルトですからね皆さんの意見を見ていると、反対派が9割といった感じ僕自身も「もう一度IWGPヘビーを」というのが、ケガに悩まされながらも、ここ数年、頑張れるモチベーションでしたが闘いが先か？ベルトが先か？と、考えると闘いがあってこそのベルトと、自分を納得させましたこういう重要な事が起きたときに、IWGPヘビーの周辺に常駐していなかった自分が悪いのですIWGPヘビーのベルトをあと2回獲ったら、最多戴冠記録10回や！と呑気に構えていた棚橋にボマイェ10発喰らわせて欲しいところですが海の向こうの彼も、そこは意外とニュートラルなような気がします新日本プロレスの歴史はこれから100年、200年続いて欲しいと願う身としては、歴史の変革の瞬間が今なんだろうなぁ、と思うし、それを共有している皆さんの反発も、共感も、僕は徐々に受け止めることができるんじゃないかな（引用：棚橋弘至公式ブログ）
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