9.25神戸大会でデビッド・フィンレーとの激闘を制し、
IWGP US王座を防衛したウィル・オスプレイ。
その試合後ついにあの男が自身の目標達成に向け動き出した。
そう、内藤哲也がオスプレイの持つUS王座に
挑戦表明するという行動を起こしたのだ。
ご存じの通りG1準決勝でも対戦した二人であるが、
そこで敗れた内藤哲也はおそらくその結果に
納得していなかったということだろう。
2023年1.4東京ドームのメインに戻るため、
そして前回の戦いのリベンジへ向けて、
内藤哲也はその第一歩を踏み出したわけである。
だがそんな内藤哲也の前にあの男が現れた。
それはG1からの因縁を踏まえ、今シリーズもずっと内藤哲也と
抗争を続けてきたザック・セイバーJrである。
そして彼は内藤哲也を制止し、来週行われる自身の出身地でもある
イギリス大会での挑戦者決定戦を提案した。
(その詳細はこちら)
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バーニング・スピリット – 兵庫・神戸ワールド記念ホール – 2022/9/25 – エンディング | 新日本プロレスリング
当記事執筆時点ではまだ正式決定していないが、
おそらくこのカードが組まれることは間違いないだろう。
そしてその流れをふまえ10.10両国でオスプレイとの
タイトルマッチが組まれることになるのではないだろうか。
ではなぜ内藤哲也がドームのメインに戻るために、
US王座を狙ったのかということだが、
それはやはり発言権を持つためにはベルトという
目に見えるものが必要であると内藤哲也は
思ったからではないだろうか。
そしてそれを現在の新日本プロレスで最強ともいえる
オスプレイから獲得するとなれば、より一層発言権は増すことになるだろう。
では仮に内藤哲也が英国でザックを、
そして両国でオスプレイを破り、US王座に辿り着いたとなれば、
その先にあるドームでは誰と闘うことを想定しているのだろうか。
それについては内藤哲也が話したわけではないが、
このような記事がアップされているのでそちらをご覧いただきたい。
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【新日本】US王者オスプレイ ケニー・オメガとの “次” をズバリ「新日本でやるべきだろう」 | 東スポWEB
この見出しを見てもわかる通り、現王者オスプレイは現在抗争中の
ケニー・オメガをその先に想定しているようである。
この発言の意味を考えると今回の展開に決着がついたとき
US王座を保持した選手の次なる挑戦者は
ケニー・オメガということではないだろうか。
つまり内藤哲也が今回US王座を獲得すれば、
あの伝説的ともいえる2017年G1決戦の再現が
行われる可能性があるということだ。
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G1 CLIMAX 27 – 東京・両国国技館 <優勝決定戦> 8/13(日)第9試合 優勝決定戦 | 新日本プロレスリング
もしこの展開通りになってもドームのメインに戻れるかはわからないが、
内藤哲也vsケニー・オメガというカードが実現すれば、
それはまさにドーム級のドリームカードであることは間違いない。
はたして内藤哲也の逆転劇は今回の9.25神戸大会から始まるのか?
次のイギリス大会、そしてその先の両国大会も含め、
彼から目を離してはいけない日々が続きそうである。