2.4札幌大会2連戦の初日、多くのファンが詰めかけた大会のメインを締めたのは
凱旋帰国から波に乗る海野翔太を下した内藤哲也であった。
一気に世代交代と狙う海野翔太と
それを阻止し再び新日本プロレスのリングの中心に戻ろうとする内藤哲也。
これが今回の試合のテーマであったと思うが、
現時点ではまだ時代は内藤哲也を選択したという結果になった。
この勝利で内藤哲也に具体的に何かが生まれたというわけではないが、
再び頂点を狙うきっかけになったことは間違いないだろう。
今後内藤哲也が頂点を狙うためにどう動くのか期待したいところだ。
そんな内藤哲也であるが、彼に関してのこのような話題が降ってわいていた。
それは新日本プロレスからの退団説である。
新日本プロレスに対する団体愛やこだわりを公言してきた内藤哲也の退団説。
にわかには信じられない話であったが、本人も否定することなくここまで来ただけに、
多くのファンも不安になったことかと思うが、
その問題について内藤哲也がついに以下のインタビューで言及した。
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結論から言うとこの噂は本当ではなく、すでに内藤哲也は契約更新を終えており、
今後も新日本プロレスの選手として活動していくということだ。
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噂になってるのは、結構すぐに知りましたよ。しかも(新日本と)契約更改した直後にそんな話が出て。ただ、俺がファン時代は契約の話題って結構いろいろ出ていたので、なんか懐かしいなと。(ファンの)反応を見るのも少し楽しかったですね
そして早々の契約更改した理由もこのようにかかっている
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一番は新日本へのこだわりじゃないですか。入門テストの時にも『新日本プロレスへのこだわりは絶対に誰にも負けません』と言ってますしね。今日現在の気持ちとしては、新日本に骨の髄までしゃぶっていただくつもりですよ
彼が言う新日本に骨の髄までしゃぶっていただくということをそのまま受け取れば、
それは今後も新日本プロレスのために活動していくということで間違いないだろう。
つまりそれは今後も新日本プロレスの中心に立ち牽引していくということかと思うが、
ここ最近はタイトルに縁がないことも事実である。
ベルトを超えた存在と言われ、今大会を見ても実際にそうかもしれないが、
本当の意味で中心に戻るには、やはりタイトルが必要であることも事実だろう。
内藤哲也が目指すのはIWGP世界ヘビー級王座であることは間違いないが、
個人的にはケニー・オメガというおいしい相手が持つUS王座を狙うのも
面白いのではないかと思う。
内藤哲也vsケニー・オメガ。
これは少し前の新日本プロレスの黄金カードの一つであったかと思うが、
それが再び見られるとなれば多くのファンが歓喜することは間違いないところだ。
はたして内藤哲也は今回の勝利をきっかけにどのような動きを見せるのか?
そして彼が狙う標的はどのタイトルとなるのか?
どちらにせよ2023年もこの男から目を離してはいけないということだ。