ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】なぜ内藤哲也は欠場中にもかかわらずシリーズ帯同を続けるのか?

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(出典:新日本プロレス公式)



2.19盛岡大会の第一試合前に欠場の挨拶のためサプライズで登場した内藤哲也。

その姿は上の写真を見てお分かりの通り、真っ白なスーツという正装である。

ここでも内藤哲也がいかに一つ一つの大会を大切にしているかがわかるだろう。

 

 

ではそもそも現在欠場中にもかかわらず、内藤哲也がツアーに帯同し

お客様の前で欠場の挨拶を続ける理由とはいったい何だろうか?

 

 

まず挙げられるのは、自身もIC挑戦という大きな戦いが控える

大阪城ホール大会を成功させるためということだろう。

 

 

現状のチケット状況を見てみると、両日とも完売の席種もなく

これだけを見ても苦戦していることがうかがえる。

それを少しでも改善していくためには内藤哲也の発信力は大きな武器となるはずだ。

 

 

自身が試合が出来ない状況でも、何か盛り上げることは出来ないかを考え

今回の行動を内藤哲也が自ら申し出たのではないだろうか。

 

 

ではなぜ治療に専念せず、リスクを背負いながらツアー帯同を続けるのか?

それは現在の新日本を取り巻く状況に危機感を抱いているゆえの決断だろう。

 

 

昨年から続くコロナ禍により、大会自体の開催やその動員に大きな影響を

受けている新日本プロレス。

内藤哲也も試合を行う中でその影響を肌で感じているはずだ。

 

 

現在の状況は俗に言う暗黒時代を脱してから初めての危機と言える状況かと思う。

どんな大会場でもフルハウスが続いていた状況から一転、

後楽園ホール大会でも空席が目立つようになっている。

 

 

つまり明らかに平時ではないという状況に陥っているわけだが、

そこで今選手たちに求められるのは自主的にそれを

改善するために行動することだろう。

 

 

これはどのようなビジネスでもそうであるが、

見えてきた課題を解決するために何できるかを考え即実行する。

 

 

それが成功するかは実行してみないとわからないが、

何もしなければ状況が好転することはないはずだ。

 

 

まずは私事として考え動いてみる、それが何より重要である。

しかしこれは全ての人が出来るわけではない。

 

 

普段から考え行動している人は、このような時でも行動できるが、

そのような思考を通常放棄している人は、急にこのようなことになっても

考えて動くということが出来ないはずだ。

 

 

そう考えると内藤哲也は普段からファンのこと第一に考え、

ファンが何をすれば楽しめるのかを常に発信してきた印象である。

 

 

だから私を含み多くのファンは欠場中でもファンの前に登場してくれる

内藤哲也を応援したくなるのだろう。

実際にこの気持ちに打たれチケットなどを購入した方も少なからずいるはずだ。

 

 

しかしいくら影響力は強い内藤哲也であっても、一人で出来ることは限られる。

この苦境を脱するためには選手全員が一丸となって発信し続ける必要があるだろう。

 

 

プロレスでは受け身は重要であるが、

ビジネスでは、特にピンチの際は受け身は不要である。

現在はピンチを脱するためガンガン攻めるべき時であるかと思う。

 

 

そうすれば今回のいつ終わるとも知れないコロナ禍という敵にも屈することはないだろう。

数々のピンチを乗り越え間もなく設立から半世紀を迎えようかという新日本プロレス。

もしかすると今こそ原点に立ち返るときなのかもしれない。

 

 

 


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