ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】『KOPW2020』1回戦、全試合のルールがついに決定!

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

8.26後楽園大会で行われるKOPW1回戦、全試合のルールが決定した。

このKOPWの試合ルールは皆さんもご存じの通り、ファン投票にて決定される。

つまりファン参加型というところが大きな特徴であるということだ。

 

 

また各選手がルールを提案するという時点で、

通常ルールとは異なるルールを該当選手が考え選択することになる。

 

 

よって毎試合ごと基本的に違うルールにて行われることになるが、

これもこのKOPWの大きな特徴の一つと言えるだろう。

 

 

また各投票結果を見てみると、およそ5万票前後の投票があった。

今回はツイッターを通じての投票であったわけだが、

これがおおよその今の新日本のアクティブユーザーと言えるだろう。

 

 

そしてこれだけ多くのファンから反応があったということ、

それはKOPWに対するファンの期待の表れとも言える。

 

 

まもなく行われるKOPW本番では、ぜひこのファンの期待の高さに

応えるような戦いが行われることを願っている。

今後の継続のためにはスタートはやはり重要かと思うからだ。

 

 

ではここからは各試合の投票結果とそのルール

また各試合の展望などを書いていこうと思う。

 

 

目次

 

 

オカダカズチカ対高橋裕二郎

 

(出典:新日本プロレス公式)

 

【提案ルール】

オカダ・カズチカ提案「1vs3ハンディキャップマッチ」

高橋裕二郎提案「ランバージャックWithレザーベルトデスマッチ」

 

 

【投票結果】

◆オカダカズチカ:31,961票
◆高橋裕二郎:25,113票

 

 

上記の投票の結果により、この試合のルールは

1vs3のハンディキャップマッチに決定した。

 

 

つまりオカダ一人に対しBC側は裕二郎、邪道、外道で戦うということだ。

個人的には裕二郎案が見たかったが、それは次回の楽しみとしておこう。

 

 

この試合のポイントは当然ながら、プロレス界のトップを走り、

そしてこのKOPWの提唱者でもあるオカダが、

3人を相手にどのような戦いを見せるかというところにあるだろう。

 

 

普段は展開の隙をついて乱入するポジションの邪道、外道が

常に参加できるというルールなので、

オカダをもってしても一筋縄ではいかないかと思う。

 

 

そしてファンが期待している部分も、この海千山千の3人を相手に

オカダがどのようにしてその包囲網を潜り抜けるのか、

かつどのような試合内容を見せてくれるのかにあると思う。



KOPW提唱者であることを考えると、オカダは最も負けられない立場である。

それはあえて自分が不利なルールを提案したとしても変わらないだろう。

 

 

そして勝敗ともにKOPWならではの面白さも伝えなければならない。

非常に難しいミッションであるが、

オカダならあっさりとクリアするのかもしれない。

 

 

また裕二郎としても、前回シングルで敗れ、

今回1vs3でも敗退となることは、

今後を考えれば、是が非でも避けたいところであるはずだ。

 

 

浮上のきっかけとなったこのオカダとの抗争を無駄にはしたくないだろう。

そのためにはある意味オカダと同様、内容を見せつつ勝たなければならない。

名参謀二人とともにそれらをクリアすることはできるだろうか。

 

 

以上のようにお互いがそれぞれの理由で負けられない一戦と言える。

また当日のメインであることも加味するとより重要度は増すだろう。

勝敗を含めどのような決着となるのか非常に楽しみである。

 

 

 矢野通対BUSHI

 

 (出典:新日本プロレス公式)

 

【提案ルール】

矢野通提案「ピンフォール2カウントマッチ」

BUSHI提案「場外リングアウト5カウントマッチ」

 

【投票結果】

◆矢野通:31,499票
◆BUSHI:23,531票

 

 

それぞれの提案が甲乙つけがたい魅力的なルールと個人的には感じたが、

今回は投票の結果、矢野通提案の2カウントマッチに決定した。

 

 

決定した2カウントルールから考えると、この試合は間違いなく

超短期決戦で決着することが予想される。

開始数秒で試合が終わることも十分にあり得るだろう。

 

 

どちらが相手を自らの罠にはめつつ、また自らが墓穴を掘らないかが問われる、

まさにこれまでの新日本にはない戦いが見れるかと思う。

 

 

そういう意味では今回の1回戦の中で

最もKOPWらしい戦いであると言えるかもしれない。

 

 

この究極の化かし合いに勝利するのは、矢野通かそれともBUSHIか、

ゴング前から一時も目を離せない試合であることは間違いない。

 

 

小島聡対エル・デスペラード

(出典:新日本プロレス公式)

 

 

【提案ルール】

小島聡提案「必殺技指定マッチ」

エル・デスペラード提案「必殺技禁止マッチ」

 

 

【投票結果】

◆小島聡:19,586票
◆デスペラード :42,400票

 

 

このカードの投票結果が今回の中では

最も大差がついた結果となった。

 

 

厳密にいうと両ルールともデスペラードが提案したのだが、

この結果を見るとファンがこの試合で見たいところは、

必殺技なしでどのような試合になるのかという未知の部分ということだろう。

 

 

あくまで個人的な印象であるが、この試合が成立した経緯も含め、

デスペラードが展開を引っ張っている印象である。

 

 

また両者の対決はヘビー対ジュニアの図式となるが、

デスペラードはその部分が、ファイトスタイルや

キャラクターなどからも浮き彫りになるタイプではない。

 

 

また必殺技を封印されているということは、

よりパワー差は縮まることとなるのではないだろうか。

 

 

よって総合するとどちらが勝ってもおかしくない、

互角の勝負であるとルール決定時点では言えるかと思う。

 

 

この試合の勝負を分けるのは、いかに考えて試合を行うか、

つまりプロレス頭と呼ばれる部分にあるはずだ。

 

 

通常はフィニッシュホールドをゴールとして、試合を組み立てるはずだが、

今回はそのゴール設定を変更する必要があるので、

いつもと全く違う展開を考えないといけないだろう。

 

 

その普段の試合との組み立てなどの違い、

その部分を見たいということが、

今回の投票結果のファンの考えであると思う。

 

 

また必殺技禁止は反則、というところを

どう捉えるかもポイントかもしれない。

 

 

反則という部分の解釈の仕方によっては、

うまく必殺技を使えるということもあるかもしれない。

 

 

プロレスの反則の許容範囲は広いともいえるので、

そのあたりをお互いうまくつけば

逆に勝機につながるということも考えられる。

 

 

繰り返しとなるがいかに必殺技禁止をうまく使うか?

そこがこの勝負の分かれ目となることは間違いないだろう。

 

 

まとめ

 

今回の記事ではKOPWのルール決定を受け、

自分なりの各試合の展望などを書いてみた。

 

 

文字数の都合もあり、ルールの決定しているSANADA対SHO戦は

割愛させていただいたが、この試合ももちろん楽しみにしている。

 

 

このKOPWが新日本プロレスの新たな価値観に今後育つかどうかは、

今回の初戦にかかっているともいえるだろう。

最初が肝心というやつである。

 

 

よってファンは新たな時代の目撃者となるためにも、

このKOPW1回戦は見逃し厳禁であることは間違いないところだ。

 

 

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