8.26後楽園ホール大会で行われる、KOPW1回戦のルール決定に関する会見が、
先日KOPW提案者であるオカダカズチカ主導のもと行われた。
その会見の最後にオカダカズチカが発した言葉にこそ、
このKOPWの意義が凝縮されているかと思う。
その言葉とは以下である。
本当に今までの新日本プロレスの闘いにはない闘いがたくさんあると思う。
この言葉の意味はこのような解釈となるだろう。
現在の2冠戦線とは一線を画し、これまでの新日本にはなかった、
新たな戦いの概念を想像しファンに提供する。
これこそがオカダがKOPWを通じて見せたいものではないだろうか。
ではここからは楽しみしかないKOPW1回戦、
各試合のルールとその投票の状況を書いていこうと思う。
(出典:新日本プロレス公式)
目次
小島聡 VS エル・デスペラード
【『KOPW2020』1回戦 ファン投票(3)】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2020年8月17日
8月26日(水)後楽園ホール
小島聡vsエル・デスペラード
(A)必殺技指定マッチ(小島)
(B)必殺技禁止マッチ(デスペラード)
あなたはどちらのルールで、試合が観たいですか?#KOPW2020
この二人の戦いはフィニッシュホールドを巡る戦いとなっている。
現状確認できる時点の投票情報では、デスペラードが大きくリードしている。
このままでいくとこの試合は、必殺技が使えないということになりそうだ。
念のため書いておくと、このまま必殺技が禁止となれば、
小島はラリアット、そしてデスペラードはピンチェ・ロコが使えなくなる。
イメージでいくとデスペラードには他のフィニッシュホールドも
多用にある印象だが、小島に関してはラリアット一本という印象だ。
つまり分はルール決定時点ではデスペラードにあるような気がする。
また通常のフィニッシュホールドが使えないとなると、
試合の組み立ても変わることとなるので、より考えて戦わないといけない。
つまり二人のプロレス頭、IQが問われることになるということだ。
そしてこれもプロレスということならば、
もちろんルールの隙間が生まれるはずだ。
必殺技を出せば禁止とあるが、
レフェリーのブラインドをつけばどうだろうか?
そのあたりの隙を突くというところはデスペラードの得意分野である。
今回の試合のポイントはきっとそのあたりにあるように思う。
特にデスペラードの動きからは目を離してはいけないだろう。
矢野通 VS BUSHI
【『KOPW2020』1回戦 ファン投票(2)】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2020年8月17日
8月26日(水)後楽園ホール
矢野通vsBUSHI
(A)ピンフォ―ル2カウントマッチ(矢野)
(B)場外リングアウト5カウントマッチ(BUSHI)
あなたはどちらのルールで、試合が観たいですか?#KOPW2020
この試合のポイントは大方の予想通り【カウント】を巡る戦いである。
矢野通は2カウント、BUSHIは場外5カウント。
どちらにせよ勝負はあっという間に決することになりそうだ。
この投票の状況であるが、確認したところ矢野通の案が少しリードしている。
しかし差がわずかであるので、この試合に関しては最後まで分からないかもしれない。
策士同士の戦いということで、お互い決まったルールに沿った
策を練ってくるだろうが、気を付けないとそれに自らが陥る可能性も高い一戦だ。
BUSHIとすれば毒霧を使えないのは何とも痛いところだが、
それに代わる何かを投入してくるかもしれない。
しかし矢野通の術中には嵌れば、それを出す暇もなく開始数秒で
試合が終わる可能性も十分に考えられる。
そう考えればこの試合はこれまでのどの試合よりも
スリリングな戦いと言えるかもしれない。
オカダカズチカ VS 高橋裕次郎
【『KOPW2020』1回戦 ファン投票(1)】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2020年8月17日
8月26日(水)後楽園ホール
オカダ・カズチカvs高橋裕二郎
(A)1vs3ハンディキャップマッチ(オカダ)
(B)ランバージャックwithレザーベルトデスマッチ(裕二郎)
あなたはどちらのルールで、試合が観たいですか?#KOPW2020
そして今回の投票の最後となるこの戦いのポイントは、
【セコンド】ということになるだろうか。
現在の投票結果はオカダが少しリードとなっている状況だ。
今回のルールに関しては裕二郎案のランバージャックはもちろん、
オカダ案のハンディキャップマッチとなっても、
セコンドの動きは大きなポイントとなるだろう。
ランバージャックとなれば、CHOASからは後藤洋央紀、YOSHI-HASHIが
セコンドにつくようであるが、この人選は不安しかない人選だ。
まずこの二人の天然っぷりを考えると、
そもそもルールを把握しているのかが疑わしいところである。
そのように感じている方はきっと私だけではないはずだ。
BC側の邪道、外道と比べるとこの部分では大きく見劣りしそうである。
もしオカダに万が一があるとすれば、このセコンドからくるものである気がする。
オカダとすれば提唱者であり、
プロデューサーという立場を考えると、
神宮には何とか到達したいところである。
まずは身内に足をすくわれないようにしておくことが
オカダには不可欠なことではないかと思う。
番外 SANADA VS SHO
【『KOPW2020』1回戦 】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2020年8月17日
8月26日(水)後楽園ホール
SHOvsSANADA戦
「サブミッションマッチ」
決着はギブアップ、レフェリーストップのみとする。
※この試合に関する投票はございません。#KOPW2020 #njsst pic.twitter.com/ajrhPtiCpZ
この試合に関しては何とオカダが同一ルールとみなし、
投票自体が行われないという、いきなりの前代未聞の結果となった。
このKOPWはファン参加型というところが大きな特徴なのだが、
足をすくわれた形である。
このようなことになった要因はSANADAにあると言えよう。
SHOがサブミッションマッチを提案したところ、
普通は対案を出すのだが、なんとSANADAはラブコールを受ける
という返事をしてしまい受諾してしまった。
おそらくこの時点でSANADAはきちんと主旨を把握していなかったのだろう。
慌てて直前にギブアップマッチを提案したのだが、
そもそもサブミッションには基本ギブアップしかない。
結果、オカダプロデューサーに同一とみなされたということだ。
まあこれも含めてSANADAの魅力ということだろう。
と今回は収めておくしかなさそうである。
【 『KOPW2020』情報まとめページ!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2020年8月17日
あなたはどちらのルールの試合が観たい?
ただいま 『KOPW2020』1回戦の“ファン投票”をTwitterで受付中!
※投票は8月23日(日)23時59分まで!https://t.co/YCmoP6hSTF#KOPW2020 #njsst pic.twitter.com/XQuf4RnMn2
上記のツイッターにもあるように投票は23日中まで受け付けている。
もしまだ投票していない方がいれば締め切りまでにぜひ投票しよう!
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