ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】KENTAの自伝『足跡』を読んだ感想

 



G1CLIMAX32で半年ぶりに復帰をかざったKENTA。

そのKENTAの自伝『足跡』がG1期間中に発売されたことは

多くの皆さんがご存じにことだろう。

 

 

そしてG1中のKENTAは試合結果などに関係なく、

連日著書の宣伝に精を出していたわけだが、

その結果重版が決定したということだ。

 

 

半年間の欠場明けから、まさか自伝を引っ提げて戻ってくるとは

誰も思わなかっただけに、この一連の行動はまさにKENTAらしい

と言えるだろう。

 

 

転んでもただは起きぬ、という言葉はこの男のためにあるのかもしれない。

そしてそんなKENTAの著書を私も遅ればせながら先日購入し読ませてもらった。

そこで今回の記事では、それをテーマに進めていきたいと思う。

 

 

この著書によるとKENTAのデビューは2000年の5月であるが、

その頃の私は記憶をたどると全日本プロレス(NOAH)を見ているわけではなく、

ドラゴンゲート(闘龍門)を熱心に見ていたと思う。

 

 

よってKENTAのデビューは記憶にないのだが、

もしかすると当時の情報ツールであった、

週刊プロレスなどでその記事は見たのかもしれないが記憶にはない。

 

 

その後の全日本プロレス大量離脱からのNOAH立ち上げはよく覚えているが、

当時の私はKENTAに対してはそのような印象であったかと思う。

 

 

またこの著書を読むにあたり、個人的に楽しみにしていたのは、

苦難の時代とされるWWEの頃の話である。

 

 

NOAH退団後、約5年間KENTAはWWEに在籍していたわけだが、

この著書を読む限りそれはケガとの闘いをはじめとする

苦難の時期であったようだ。

 

 

世界最大の団体であるWWEは他の団体と比較すると、

その規模は何もかもが桁外れだが、それは過酷の生存競争を意味するということだ。

 

 

そんな中KENTAはケガと闘いつつも、試行錯誤を続けていたわけだが、

結果的にWWEではそれが報われることはなかったと言えるだろう。

 

 

しかしそこで経験した様々なことが、

今のKENTAの礎を作ったことは間違いないかと思う。

 

 

過去の経験を生かすも殺すも本人次第とはよく言われる言葉だが、

KENTAはこれまでの経験をうまく昇華させ、

今の自分に活かしているのではないだろうか。

 

 

またKENTAと言えばバックステージのコメントの秀逸さが有名だが、

それは高校の野球部時代にお笑いコンビを組み、

そこでネタを考えたりしたことが今に活きているようだ。

 

 

そのような部分でもKENTAはこれまでの経験を

上手く活かしているといっていいだろう。

 

 

さてそんなKENTAであるが、次期シリーズとなるバーニングスピリットには

全戦参加の予定である。

 

 

現在明確なテーマは見えないKENTAだが、

常に次の標的となる選手を探していることは間違いないだろう。

 

 

はたして2023年は俺の年になると宣言したこの男は

これからどのような動きを見せるのか?

引き続き注目し追いかけていきたいと思う。

 

 

 

 

 


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