ひーじゃープロレスブログ

新日本プロレスを中心にプロレス界で起こったことなどを書いているプロレスブログです。

【新日本プロレス】IWGPジュニアタッグ王座決定リーグ戦 所感

f:id:yosikazukun:20200810163057p:plain

シリーズ画像

(出典:新日本プロレス公式)

 

 

前チャンピオンチームの返上により、急遽今シリーズでの開催が決定した

IWGPジュニアタッグ王座決定リーグ戦。

 

 

9月5日、6日の幕張大会2連戦から、その戦いが始まった。

参加メンバーを見て、個人的に相当な期待をしていたが、

その期待にたがわぬ試合を見せてくれていると言っていいだろう。

 

 

よって当記事ではこれまでに行われたリーグ戦から、

個人的に気になった試合などについて書いてみたいと思う。

 

 

目次

 

 

 

金丸・デスペ vs 外道・石森

 

まずはこの試合を取り上げないわけにはいかないだろう。

2日目のセミファイナルに組まれたこのヒール同士の戦いは、

まさにこれぞプロレスという戦いを我々ファンに提供してくれた。

 

 

ワールドの解説陣の二人もその戦いを讃えていたが、

それはプロから見ても素晴らしい戦いであったということだろう。

 

 

しかしこの戦いは技と技をぶつけ合うという、

通常の好勝負とはある意味真逆である。

 

 

というより両陣営はいかにうまく反則を使い、そして相手をだまし勝負に勝つか、

という部分にいい意味でこだわっていたと思う。

その両陣営のヒールとしてのプロ意識が、この名勝負を生んだのだろう。

 

 

その中でもこの試合を引っ張っていたのはやはり金丸、そして外道であろう。

この二人が直接戦うことはそう多くないと思うが、

その攻防を見ているだけでファンを満足させる、まさにプロ中のプロだ。

 

 

そのように感じたのはきっと私だけではないだろう。

この二人のシングルマッチ、ぜひ見てみたいものである。

 

 

 ヒロム・BUSHI vs 田口・ワト

 

この試合に関しては、ヒロム、BUSHIのワトに対する

厳しい攻めが目立った戦いでもあったが、試合後のヒロムのコメントも

それに輪をかけて厳しいものであった。

 

 

そのコメントの要点は以下の内容である。

俺から言えるのは、何しに帰って来たんだ? 

おまえ、自分自身が力つけて、この新日本プロレスで

トップに立てると思ったから、帰ってきたんだろ? 

何を天山、田口、棚橋……何を『ハイハイハイハイ』

言うこと聞いてるんだ。おまえのコメント見てたら、

毎日同じじゃねーか? 今日も同じコメント残したのか? 

『絶対負けねえ、次はやってやる、覚悟しておけ、覚えてろよ』

それしか言わねーな。それと、先輩から言われたことを

『ハイハイハイハイ』聞いてるおまえには魅力を感じねえ。

俺に覚えてもらいたいんだったら、もっと自分のやりたいことを

俺に主張してこい。俺にぶつけてこい。

 (引用:新日本プロレス公式)

 

 

コメント時においても、自身の世界観を壊さないヒロムであるが、

このセリフはLIJのヒロムではなく、生え抜きの先輩としての

コメントであると言えるだろう。

 

 

このコメントを見た時の感想は、ヒロムの見方はファンから見ても

すこぶる的を得ていると思った。

 

 

凱旋帰国後のワトに対しファンが感じる違和感、もしくはモヤモヤは、

このヒロムのコメント内容に尽きると言えるかと思う。

 

 

それは優等生すぎる、自分の考えでやりたいことが出来ているのか、

とも言い換えることが出来るだろう。

 

 

もちろんそれぞれの立場があるので、

全員が自分の思い通りに出来る世界ではないが、

 

 

それを差し引いてもワトは、あまりにも自分の主張や

これからしたいことなどが見えていないように感じてしまう。

 

 

つまり周りの先輩に焚きつけられ、励まされ動いているのではないか、

という風に見えているわけである。

 

 

もちろんワト自身はそうではないというだろうが、

受け手、つまりファンがどう思うかがすべてであるとも言える。

 

 

このヒロムの叱咤激励を受けて、今後ワトはどう動いていくのか?

ファンの期待しているところは、きっとその部分である。

現状のままではマスターへの道、頂点への道は険しいと言わざるを得ないだろう。

 

 

ヒロム・BUSHI vs デスぺ・金丸

 

戦前からツイッターなどで、お互いの気持ちをぶつけ合っていたヒロムとデスぺ。

その絡みが注目されたこのカードがリーグ戦の最終戦として実現した。

 

 

試合の結果としては鈴木軍が圧倒的なタッグ力を見せつけ、

LIJに勝利し、本日の優勝決定戦に進出したわけだが、

その中で光ったのはやはり金丸義信の凄さである。

 

 

全員が熱くなる中、ひとり冷静な目を持ち試合をリードした部分などは

もはや職人芸と言っていいだろう。

 

 

試合後のコメントで頭とウデが違うと言っていたが、

だれもこれには反論できないであろう。

 

 

この場を借りて金丸義信という選手はとてつもなく

すごいレスラーであると改めて伝えたいと思う。

 

 

デスぺとヒロムの戦いが注目された同カードだが、

終わってみればノブさんがすべて持って行ったということである。

 

 

 

 

まとめ

 

 

リーグ戦が終了し、優勝決定戦には鈴木軍とLIJの2チームの進出が決まった。

つまり決定戦は先日のメインと同カードということになる。 

 

 

LIJにとっては悲願となるベルト奪取に向けて、

絶対に負けられない戦いとなる。

今回と同じ轍を踏まないよう、対策をとってくるであろう。

 

 

また鈴木軍にしても再びその手にベルトを収めるため、

前回を上回る策略を練ってくるはずである。

 

 

この2チームの戦いは圧倒的なダークヒーロー感を持つLIJと

(個人的にリミックスしたテーマ曲とオーバーマスクが大好きだ。)

 

 

まさにヒールタッグという鈴木軍という構図であるので、

ファンとしても非常に感情移入しやすいと思う。

 

 

その第2章が本日優勝決定戦として再び行われる。

シングルのベルトさんを手放したヒロムのもとに、

次はタッグのベルトさんがやってくるのか。

 

 

私の個人的な予想としては、LIJが先日のリベンジを果たし、

悲願を達成するのではと予想しておく。

 

 

 

ついに発表となったG1優勝者アンケートはこちら

 


プロレスランキング

twitter.com