2.11大阪大会で行われるジェイ・ホワイトvsヒクレオによる
ルーザーリーブ・ジャパンマッチ。
このタイトル名の通り敗者は日本を追放されるという
ハイリスクかつノーリターンな戦いである。
この試合が決定したそもそもの発端は1.5ニューイヤーダッシュで対戦した際の
試合後ジェイがヒクレオを襲い、リング上のマイクで挑発したことにある。
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ヒクレオ、昨日もお前に言ったはずだ。お前にこの瞬間を楽しませることは絶対しないからな。お前にとって日本がどれだけ大事か、俺はよくわかっている。お前だけじゃない。お前の兄(タマ)も、父親(キング・ハク)も、みんな日本を大事に思っているだろう。お前の父親は日本語すら話すし、お前は日本で育っているはずだ。兄貴やタナハシとチームを組んで、それはそれは楽しい時間をすごしているだろうが、俺を裏切ったことは絶対に許さないからな!? お前に2度と良い瞬間を味わわせないために、『WRESTLE KINGDOM』になんか出させないために、お前からすべてを奪ってやる、ヒクレオ! ワン・オン・ワン、1対1で試合をしよう。そして、負けたほうが日本を去るんだ! わかったか!!
ジェイはこの前日のレッスルキングダム17でオカダに敗れ、
タイトルを失ったが、その際にも負けたのはヒクレオのせいであると主張していた。
このジェイの行動はヒクレオにとっては迷惑もいいところだが、
なぜかヒクレオはこの挑発を飲み、今回の戦いが決定した。
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ジェイ、それがオマエの望むことなのか? 母国出身の俺に対する態度がそれなのか? それがオマエの本心ならそれでいい。やろうじゃないか。オマエと俺で、負けた方が日本を去るという試合を。もう一度、オマエと俺でやってやろうじゃないか!
バレットクラブのリーダーとここ最近圧倒的な存在感を見せてきたGODの未来。
どちらが日本から追放されてもあまりにも惜しい選手であるが、
はたしてどちらが日本を去ることになってしまうのか?
しかし一つ救いであるのはこの試合で賭けられるのは日本からの追放であり、
新日本プロレスを離れるということは賭けられていない。
その証拠にジェイはこの試合の翌週の2.18サンノゼ大会への出場が決定している。
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NEMESIS – 2023/1/15 – 第2試合後 | 新日本プロレスリング
つまりジェイは仮に2.11大阪で敗れても、新日本プロレスサンノゼ大会には
出場するということになるので、おそらく早期に新日本プロレスを離脱する
ということかは考えられないと思われる。
世界的トップレスラーとなったジェイには今回の試合決定後様々な噂が出ているが、
真実がどこにあるのかはジェイのみぞ知るというところだろう。
一方のヒクレオにもWWE移籍の噂もありその動向が注目されていることを考えれば、
両者とも敗れる理由があるということだ。
はたしてこのハイリスクな戦いに敗れ日本を追放されるのはどちらになるのか。
大注目の一戦となることは間違いないだろう。