【棚橋弘至と対談後編!】棚橋が、絶望した瞬間・プロレスへの信念を語る!
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先日、YouTubeライガーチャンネルにて公開された、
ライガーと棚橋弘至の対談。
執筆時点ですでに5万回以上再生されているので、
当ブログをご覧の皆様の中でも、数多くの方が視聴されたかと思う。
私もそのうちの一人だが、今回の対談の中で印象に残ったパートがあったので、
当記事ではそちらについて書いてみたいと思う。
その動画の中で今回、私が印象に残ったパートとはこれである。
【棚橋弘至がプロレス人生で一番腹が立ったこと】
まだ見ていないという方のために、以下に話を要約してみる。
上の世代の選手(番組内では誰かは言及はしていない)
と棚橋弘至が戦い、その試合は棚橋弘至が勝利した。
しかしその先輩は試合に負けたにもかかわらず、
勝者である棚橋より先に立ち上がり、そして棚橋の手を取り勝利を讃えた。
一見後輩を讃えているように見える姿だ。
しかしこの行為を受けた、
棚橋弘至はこのように受け取ったわけだ。
この先輩は負けたにも関わらず、それを認めることなく
勝者より先に立つことで自分が上だと誇示した
という風に。
つまり今の言葉でいうところの
マウンティングされたと棚橋弘至は感じたわけである。
たしかにプロレスという競技の中で、
敗者が勝者より先に立ち上がり、元気さをアピールすれば、
それを見ているファンは大きな違和感を持つことになるだろう。
またその行為は直前まで行っていた、
試合そのものを否定する行為ともいえる。
だって勝者より敗者がピンピンしていれば、
その試合、そして結果は何だったのか、
ということになるはずだから。
またプロレスがパッケージで提供する
エンターテイメントと考えると、
上述した行為は決してあってはならないかと思う。
そして棚橋弘至はこの時こう思ったのだ。
【これは俺が変えなければいけない】と。
そして事実、棚橋弘至はそれを実現し現在に至っている。
つまりこの悪習ともいえる慣習を変えることに成功したわけだ。
悪しき慣習、これはプロレスに限らずどの会社にもあることである。
意味があるのかや良いことなのかは議論されず、
ただただ通例だから、というような理由で続けられていることだ。
このようなことは大きな企業、
そして老舗企業と言われているところほど
数多くあるものかと思う。
そして今回の棚橋弘至のように、
その意味を見出せず改革しようとする人は
一定数出現するわけであるが、
そのほとんどはそれらの恩恵を受けている
守旧派と言われる人たちの抵抗に遭い、
改革が成就しないことが多い。
(守旧派の意味はコチラ)
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つまり何が言いたいかというと、
プロレス界の超老舗であり、且つ強烈な縦社会でもある、
新日本プロレスにおいて、
古き慣習を捨てさり、新しい価値観を創り上げることは、
想像以上に大変であるということを言いたいわけである。
そしてそれを成し遂げた棚橋弘至は、
ただのエースという存在だけではなく、
新日本を本当の意味で変えた改革者とも言えるだろう。
また今回のコロナ禍による有事の際、
常に公の場で選手の先頭に立っていたのは誰であっただろうか?
オカダカズチカ? 内藤哲也?
いや違う、常に選手の先頭にいたのは棚橋弘至であった。
そしてその理由はというと説明は非常に簡単な話だ。
それは棚橋弘至しかその役割が務まらないから、
という至極簡単な答えである。
そしてこの役割はいまだオカダカズチカや内藤哲也も及ばない、
棚橋弘至しか到達していない領域だ。
だから棚橋弘至はこれまでも、
そしてこれからもエースと呼ばれ続けられることだろう。
つまり新日本プロレスに棚橋弘至がいれば、
これからも大丈夫であるということだ。
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