ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】 グレート-O-カーンは新日本プロレスでどこまでのし上がることができるのか

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(出典:新日本プロレス公式)

 

10.16両国国技館大会 G1クライマックス30Aブロック最終戦

オカダカズチカ対ウィル・オスプレイの試合に乱入し、

電撃的に凱旋帰国したグレート-O-カーン。(以下オーカーン)

 

 

そのままオーカーンはオスプレイと結託し、

新ユニットTHE EMPIREを結成した。

 

 

その独特の風貌をはじめとしたインパクトで、

すでに多くのファンの関心を集めている。

 

 

またその勢いを示すように、すでに11.7大阪大会で

オカダカズチカとのシングルマッチも決定している。

 

 

ここから見てもわかるように、新日本プロレスは

このオーカーンには大きな期待を寄せているということだろう。

 

 

よってここからは”ドミネーター”の異名を持つ、

このオーカーンが群雄割拠の新日本プロレスで

 

 

どこまでのし上がることができるのか

ということについて書いてみようと思う。

 

 

規格外の男

 

まずオーカーンは海外修行や今回の凱旋帰国の経緯が、

他のヤングライオンと大きく違う。

 

 

端的に言うと、突然勝手に修行に旅立ち、

突然勝手に帰国したのである。

 

 

通常なら修行前には壮行試合が組まれ、

帰国時には一定期間PRが行われるが、

オーカーンにはそれらのことが一切なかった。

 

 

それだけでも他のヤングライオン出身の選手とは

何かが違うとファンは妄想を掻き立てられるところだ。

 

 

また他のヤングライオン出身の選手は、

帰国時には一定のキャラチェンジがあることが普通だが、

オーカーンは英国修行時そのままの姿で帰ってきた。

 

 

これもまた異例の出来事だが、彼にはそれだけのモノが

あるという裏返しかもしれない。

 

 

その証拠に帰国後最初の抗争相手が、

プロレス界のトップオブトップ、オカダカズチカである。

これまでであればまずありえない選択肢だろう。

 

 

近年でこれほどのトップ選手と帰国後すぐに抗争を開始したのは、

ともに棚橋弘至を相手にしたオカダとジェイしかいないかと思う。

 

 

この二人の現在の姿やポジションを見ていると、

オーカーンには期待しかないと言っていいだろう。

 

 

 オーカーンの進む道

 

 

ではこのすべてが規格外と言えるオーカーンは

この抗争をきっかけにどのような道を進み、

どこまでのし上がることができるだろうか。

 

 

まず重要なことは11.7のオカダとのシングルマッチで、

勝敗はともかく今後につながる何かを見せつけないといけないはずだ。

 

 

現状のポジションがヒールサイドであると考えると、

その部分でもファンに印象を植え付けなければならない。

 

 

ともに登場してくるであろうオスプレイやビー・プレストリーと

戦いを進めることになるだろうが、その中でもオーカーンの

長所を出していく必要がある。

 

 

難しいミッションであるかと思うが、

ここをうまく乗り切らないと一気に上位には駆け上がれないだろう。

まずはこのオカダ戦が大きなターニングポイントとなる。

 

 

そしてここをうまく乗り切ったと仮定して、

次に目指すべきところはダブルドームへ出場できるか?

ということになるだろう。

 

 

おそらくオカダはオーカーン戦の後、オスプレイとの抗争が

待っているはずなので、次の標的が必要だ。

 

 

また今シリーズ後はWTLが控えているので、

まずはタッグ戦線でタイトルを狙うということもアリかと思う。

 

 

その場合はオスプレイとのタッグということになるはずなので、

大会出場が叶えば優勝は十分に狙える実力はあると思う。

 

 

つまり残り2か月間の中で、オーカーンが大きく存在感を

アピールすれば、目新しさもあるのでドームの出場も

十分に狙えるはずである。

 

 

そしておそらくその年末までの間に、ユニットとしての動きもあるだろう。

外部からの参入か、今参戦している選手との結託かは

まだわからないところだが、メンバーの増員は必ずあるはずだ。

 

 

そう考えると話題性という価値もついてくるので、

注目されている今がプロレス人生で最大のチャンスと言えるだろう。

 

 

そしてオーカーンの今後だが、そのキャラクター、風貌を見ても

完全にヒールサイドのそれである。

つまり今の姿である限りは、ベビーフェイスになることはないはずだ。

 

 

そう考えるとTHE EMPIREの立ち位置もヒールサイド

ということになるが、そうであればもっとその部分を

見せていかないといけないだろう。

 

 

現状ではその部分が他のヒールユニットに比べ、

弱いように感じるのは私だけではないはずだ。

 

 

それは別の視点で言うと、ユニット、個人とも

大きな伸びしろがあるとも言える。

 

 

よって我々ファンは今後必ずや新日本プロレスで

圧倒的な存在となるであろうオーカーンから

目を離してはいけないということである。

 

 

 


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