先日新日本プロレス公式サイトよりG1CLIMAX31の開催が発表された。
今年も昨年と同様に9月からの秋開催となり全19大会が実施される。
よって出場選手も同様に20選手ということになりそうだ。
そこで今回の記事では上記の昨年のG1の星取表を参考にし、
今年のG1出場選手を予想してみたいと思う。
まず昨年出場せず今年出場をはたしそうな選手は誰だろうか?
その筆頭はやはりこの男、”ドミネーター”グレート・オーカーンだろう。
昨年10月の電撃帰国後、シングルの戦績という意味では結果は出ていないが、
その存在感などはすでに若手という域を完全に脱している。
そう考えるとこの男が今年のG1の出場を逃すということはあり得ないだろう。
そして次に考えられるのは同じUE所属のアーロン・ヘナーレだろうか。
彼もまたUEに加入後はこれまでの本隊の若手というポジションから脱し、
これまで格上とされていた選手から勝利するなどポジションアップに成功している。
昨年のG1でユニットとして立ち上がったUEからは
この若い二人の初出場が今年は叶うのではないだろうか。
また本隊からは8.15LA大会でジェイの持つNEVER挑戦が決まっている
デビッド・フィンレーの出場も大いにありそうだ。
NJCでジェイを破るなどシングルの実績も積んでいるだけに、
彼の初出場があっても驚きはないところだ。
プロレスサラブレットであるフィンレーのG1出場はついに叶うのだろうか。
しかし全体の枠が変わらないということは
もしこの三人の出場が実現すれば誰かが今年は出場を逃すということになる。
そうなった場合その候補になりそうな選手は誰だろうか?
まずはケガのため現在イギリスに帰国中とされる、
前IWGP世界ヘビー級王者ウィル・オスプレイがその筆頭となるだろう。
出場すれば十分に優勝を狙える実力を持つこの男だが、
SNSなどを見てみると復帰は早くても年内ギリギリになるということだ。
残念ながら今年のG1の出場は難しいだろう。
そして次に考えられる選手は誰になるだろうか。
それは残念ながら昨年の成績などを見てみると
高橋裕二郎ということになってしまうだろう。
個人的には好きな選手であるが、他の出場選手と比較すると
どうしても見劣りする部分は否めないところだ。
昨年は叶わなかったG1でのピーターさんとの入場を見てみたいが、
はたして裕二郎はこのピンチと言える状況から巻き返すことは出来るのだろうか。
彼を応援するファンは数多くいるだけに、是非とも頑張って欲しいと思う。
そして上述した3人がもし本当に初出場するということになれば、
もう一人落選する選手を選ぶ必要があるわけだが、
これはかなり意見が分かれるところだろう。
メンバーを見渡し単純な実績、格などで考えると
YOSHI-HASHIということになりそうだが、彼は昨年から今年にかけて
NEVER6人タッグ王座戴冠をきっかけに大いに評価を上げている。
現状の流れを見るとYOSHI-HASHIは今年も出場する公算が高いのではないかと思う。
ではそうなれば他に誰が候補になりそうだろうか。
まさに外す枠無しという感じだが、
その中で上げるとすれば鈴木みのるになるのかもしれない。
プロレス王と呼ばれるみのるであるが、
最近はメンバーのサポートに回ることが多い印象もある。
さらに言いたくはないが年齢という壁もあるだろう。
実際に2年前のG1ではまさかのエントリー漏れということがあった。
プロレス王のいないG1は寂しいものがあるがこれも時代の流れということかもしれない。
ここまで今年のG1出場選手の予想を書いてきたが、
これはもちろん私の個人的な想像でしかない。
また前提として新たな外国人選手の出場はないと考えているが、
情勢が変わればサプライズ的な出場もあり得るだろう。
新日本プロレス年間最大のシリーズであるG1CLIMAX。
今年はどんな選手が出場し、そしてどんなドラマが生まれるのか。
大いに期待しその時を待ちたいと思う。