ここまでで約半数の日程が終わったG1CLIMAX31。
後半戦に向け各ブロックの決定戦進出争いは
ここからさらに本格化していくことだろう。
さて以下は10/6時点の星取表であるが、
ここまでは皆さんの予想通りの展開になっているだろうか?
↓
個人的な予想としてはAブロックはここまでの混戦は予想していなかったが、
Bブロックは概ね予想通りに進んでいるように思う。
しかしG1というリーグ戦は後半戦で大きく様相が変わることが常である。
よって今後我々の予想を上回る展開が起こっても不思議ではないだろう。
さてここからは今年のG1のここまでを振り返ってみたいと思うが、
やはり一番のトピックスは内藤哲也の欠場だろうか。
私自身もそうであったが、多くの方が優勝を期待していたであろう
内藤哲也の欠場は、たられば論となるが今年のG1の展開を大きく左右しただろう。
復帰は本人も週プロなどで語っているように、遅くても東京ドーム、
早ければ年内ということなのでその点は一安心であるが、
ファンに必ず戻ってくると約束したドームのメインに辿りつけるかは微妙な情勢だ。
来年は新日本創立50周年であることを考えれば、
内藤哲也の役割はまだまだ大きいかと思うが、
再び新日本マットの中心にたどり着くことは出来るだろうか。
逆転の内藤哲也、いや大逆転の内藤哲也を期待し、
今はケガの回復を待ちたいと思う。
次に挙げたいのは新日本プロレスのもう一人のトップである、
オカダカズチカの復活だろう。
新日本プロレスの絶対エースは内藤哲也の欠場と入れ替わるように
再びレインメーカーとしてここまでのG1を牽引している。
今回のG1のオカダを見ていると、その絞った体つきや発言などは、
2012年にレインメーカーショックを起こしたあの頃を見ているようだ。
先日SANADAを破り5連勝を果たした姿を見ていると、
おそらく最終戦のコブまでは無敗で辿り着くだろう。
今のオカダはこのまま全勝で一気にG1を7年ぶりに
制覇しても全く驚きはない強さであると感じている。
また個人的には今回のG1で起こっているBC関連の出来事も気になるところである。
今回両ブロックで最も多い6名が参戦しているこのヒールユニットだが、
彼らは基本的にこのG1では真っ向勝負を演じている。
もちろん要所ではヒール的なファイトもするのだが、
介入も含め必要最小限に抑えている印象だ。
しかしそれはある一人の男を除いてであるが。
その一人の男とはもちろんHouse of toutuerを立ち上げたEVILである。
他のメンバーがヒールファイトを最小限に抑えているのとは対照的に、
EVILはある意味ヒールファイトしか行っていないと言える。
それが逆にEVILのヒール度を際立たせており、
個人的にはもっとそれを貫いてほしいと思っている。
得点的にもまだ1敗で決定戦進出の可能性が十分にあることを考えると、
Bブロックの行方はこの暗黒王が握っているのかもしれない。
さて当記事ではここまでのG1を個人的な視点から振り返ってみたが、
ご覧の皆さんは今回のG1をどのように感じているだろうか。
優勝決定戦まであと2週間。
引き続きこのG1を注視し追いかけていきたいと思う。
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