いよいよ本日より始まる新日本プロレス、レスリングどんたくシリーズ。
このシリーズ中には数多くのタイトルマッチが行われるが、
その最終戦となる5.3福岡大会では、先日のアメリカ大会の結果を受け、
五大タイトルマッチが開催されることが決定した。
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そこで今回はその大注目となる五大タイトルマッチについて
考察していきたいと思う。
IWGP世界ヘビー級選手権
4.27広島大会でのヒロムの防衛戦の結果次第となるが、
ヘビーとジュニアの王者が直接戦う形になるであろう今回のタイトルマッチ。
これはオカダ政権時代には考えられなかったことだけに、
まさに新日本プロレスの新しい景色と言えるかもしれない。
また挑戦者のヒロムは自身の夢である、ジュニア王者のまま
IWGP世界ヘビー級王者となる偉業を達成すれば、その先に内藤哲也戦を見据えている。
おそらくSANADAが防衛した際にも次の挑戦者として、
内藤哲也の登場が予想されているだけに、試合とともにカリスマの動向にも
注目しておくべきだろう。
NEVER無差別級選手権
5代目バレットクラブリーダーに就任し、最近はクラーク・コナーズを引き入れるなど
新たなバレットクラブを構築しているデビッド・フィンレー。
そしてそのデビッド・フィンレーの挑戦を受けるのは、
バレットクラブのオリジナルメンバーにして、昨年そのバレットクラブを追放された
タマ・トンガである。
この試合に関してはもちろん結果も気になるが、
バレットクラブ結成10周年というこの日にいったい何が起こるのか?
という部分にも大いに注目が集まっている。
新しいメンバーの登場や、これまでなかった試合への介入など、
おそらくユニットとしての動きがあることが予想される。
ファンが望んでいる最大のサプライズは最近AEWへの移籍をはたした
ジェイ・ホワイトの登場かと思うが、はたしてこの試合中や終了後に
いったいどのような出来事が起こるだろうか?
NEVER無差別級6人タッグ選手権
成田蓮の指名によりオカダカズチカが登場するこのNEVER無差別級6人タッグ選手権。
現在のところそのオカダのパートナーは未定となっている。
ここまでのオカダのパートナーの状況整理すると、
一旦アメリカ大会で棚橋弘至に要請し受諾されたが、
その棚橋のケガにより、現在のところ出場は不透明である。
また王者組のデスペラードがアメリカ大会でのシングルマッチで敗れた
石井智宏を逆指名したが、石井は本隊である棚橋とのタッグを拒否し
こちらも暗礁に乗り上げている。
つまりオカダのパートナーは今をもって何も進展していないということだが、
はたして福岡大会ではのどのようなパートナーと戦うことになるのだろうか?
そういう意味では前哨戦から目が離せない抗争になりそうだ。
その他にもザック・セイバーJrとジェフ・コブによるTV王座戦や
KENTAとヒクレオによるSTRONG無差別級王座戦も行われ
まさにシリーズを締めくくるにふさわしいビッグマッチとなるだろう。
はたしてこの先にあるドミニオンやAEWとの合同興行に向け、
どのような展開が起こるのか?
期待してその時を待ちたいと思う。