本日は両国国技館でビッグマッチSAKAURA GENESISが開催されるが、
そこから日をおくことなく4.10より次期シリーズ、
レスリングどんたくがスタートする。
本日の大会ではIWGP世界ヘビー級、
そしてジュニアタッグのタイトルマッチが行われるが、
その他の主要タイトルは上述した次期シリーズ、
レスリングどんたくで行われるということだろう。
そこで今回の記事では次期シリーズ、
レスリングどんたくではどのようなタイトルマッチが組まれるのか?
そのあたりについて書いていきたいと思う。
NEVER無差別級王座
棚橋弘至とジェイ・ホワイト。
一見IWGPのタイトルマッチかと思う二人が戦うであろうこのNEVER戦。
2冠王座の統一を受けて、このタイトルも新たなステージに入ったということだろうか。
現状はジェイの挑戦表明を棚橋がNOと言っているが、
おそらくどんたくシリーズ中にタイトルマッチが組まれることになるだろう。
そのタイトルマッチの後、どちらがチャンピオンであるかはわからないが、
今後NEVERの敷居は以前より高くなることは間違いなさそうだ。
それは2冠王座が統一され、かつUS王座が海外で展開するとなると、
このNEVERのベルトが実質2番手のタイトルとなるからである。
それによりこれまでの中堅どころが争うというところから
よりトップレスラーたちが争うベルトへと変化するのではないだろうか。
事実少し前まではこのNEVERのベルトを棚橋弘至が持ち、
それにジェイ・ホワイトが挑戦するということなどは誰も考えていなかったはずだ。
次回に行われるこのタイトルマッチは、今後のNEVERの展開を占ううえで、
重要な試合となることは間違いないだろう。
NEVER無差別級6人タッグ
KENTAによるYOSHI-HASHIの棒強奪から始まったこのタイトルマッチの展開は、
もしかすると今ファンの間で一番盛り上がっている展開かもしれない。
今回KENTAはSNS上で、棒との仲睦まじい姿をアピールしているが、
彼のストーリーの盛り上げ方は本当にプロであると感じる。
どうすればファンに刺さるのか熟知しているということだろう。
さてそのような盛り上がりを見せているこの戦いだが、
バレットクラブはどんなメンバーでこの戦いに臨むだろうか?
KENTAは確定的だが、ここまでの展開を見ているともうひとりは
前哨戦でYOSHI-HASHIからピンフォールを奪った裕二郎となりそうだ。
そして最後のひとりは後藤を破った石森太ニということだろうか。
石森はジュニアのタイトルも狙っているが、同日に行われなければ
こちらのタイトル挑戦も可能だろう。
勝敗の行方とともに、棒をめぐる戦いはどのような決着を見せるのか?
大いに気になるところである。
IWGPジュニア
こちらはジュニア2冠王者エル・デスペラードに石森太ニが挑む戦いとなりそうだ。
自らをインタビューで暫定王者と語ったデスぺとすれば、永遠のライバルである
ヒロムが帰ってくるまでは負けられないところだろう。
またインタビュー内で今後戦いたい相手として複数のレスラーの名を挙げている。
その名前を挙げたレスラーたちは現状では実現が難しい相手が多いが、
これらの選手との戦いが実現すればより展開の幅は広がることになるだろう。
ヒロムがいない今、新日ジュニアを牽引する立場であるデスぺには
彼にしか出来ない世界観で防衛ロードを歩んでほしいと思う。
きっと多くのファンもそれを望んでいるのではないだろうか。
まとめ
ここまで3つのタイトルマッチについて書いてみたが、
この他にもIWGPタッグなどのタイトルマッチが組まれるかもしれない。
そして両国のタイトルマッチの結果も含め、
それらはすべて春の大一番となる2大スタジアムマッチへつながっていくはずだ。
そして王座統一という大きな節目を経て、
新日本プロレスは新たな時代へ進んでいくことは間違いない。
今後新日本プロレスは我々にどんな景色をみせてくれるのだろうか。