明日6月9日は大阪城ホールで新日本プロレス上半期総決算となる、
ビッグマッチのドミニオンが開催される。
上半期の展開の締めくくりとなるドミニオンでは、
これまでもさまざまなサプライズなどが起こってきたが、
今年はいったいどんなドラマが起こるだろうか。
そこで今回の記事では明日に行われるドミニオンに関しての
考察などを進めていきたいと思う。
まず明日行われる対戦カードは以下となっている。
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https://www.njpw.co.jp/tournament/card/482074
今大会では6大タイトルマッチに加え、メインではBOSJ決勝戦も行われるが、
個人的には第1試合の内藤哲也vsカラム・ニューマン戦に注目している。
この試合は簡単に言えば、カラム・ニューマンの内藤哲也に対する
チャレンジマッチということになるかと思うが、あの内藤哲也が第1試合に
登場することを含め意味がある戦いになるかと思う。
また先日棚橋弘至社長が会見の中の指針で若手の抜擢を掲げており、
この試合で内容を残せば、カラム・ニューマンの飛躍のきっかけとなるだろう。
はたしてカラムはこのチャンスを活かすことができるだろうか。
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1.若手の抜擢と新人の発掘
これまで以上に若手に活躍の場を与えて、また有望な新人を発掘・育成することにより、誰がトップ戦線に上がって来るかという期待を込めながら、リング上を活性化してファンの皆様の期待に応えます。
さて先述したように今大会はKOPWを含めた6つのタイトルマッチが行なわれるが、
この数をどう多いと感じるのか?近々の新日本プロレスのポイントかと思う。
このタイトルという部分に関しても先日の会見でこのような指針が挙がった。
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2.ベルトの価値向上
選手の様々な思いを受け止めつつ、それぞれのタイトルのコンセプトを明確化して、ベルトの価値を高めていきます。その方法は検討して参りますが、まずSTRONGの各ベルトは、当初の設立理念に戻り、アメリカ開催の大会限定のタイトルにするなど、考えております
現在新日本プロレスには13のタイトルが存在し、たしかにタイトルの価値という
部分には疑問を感じているファンも多いかもしれない。
それに関しては今後整備されていくかと思うが、このドミニオンがそのきっかけに
なるのかもしれない。
そしてタイトルということであれば、やはり新日本プロレスの至宝のタイトルで
あるIWGP世界ヘビー級王座の行方がどうなるのか?という部分は外せないところだ。
今回のこのタイトルマッチはランバージャックというスタイルで行なわれるが、
外敵王者のジョン・モクスリーに新日本プロレスのトップヒールであるEVILが
挑む戦いとなる。
またモクスリーのセコンドには海野翔太に加え、新日本プロレスのレジェンドたちが
参戦するが、構図的には新日本プロレスのベルトを持つ外敵王者を守る形となる。
さらにこれも会見での指針で挙がったことだが、HOTの乱入・介入阻止を
棚橋社長が宣言している。
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3.乱入や介入の阻止
最近リング上はですね、目に余る反則、特に乱入や介入がおこなわれていますので、社長として今後、厳しく向き合ってまいります。不法介入があった場合は、私が現場で体を張ることも考えます。
このような経緯もありこの試合は大きな意味を持つものであるが、
はたしてどのような内容で、どんな決着をむかえるのだろうか。
そんな数多くの見どころがある、明日の大会は16時より大阪城ホールで行われる。
今大会は、ライブ観戦に加え、新日本プロレスワールド、
テレ朝チャンネルでも放送されるので、ぜひ何らかの形でご覧いただければと思う。