1.12に行われたDRAGON GATE後楽園ホール大会。(以下DG)
そこでは多くのサプライズが起きたわけだが、
最も注目すべきはヒールユニットR・E・DのリーダーであるEitaが追放されたことだろう。
DGをよくご覧の方はお分かりかと思うが、ユニットの分裂や追放は
DGでは定期的に起こることであり、それほど珍しいことではないが、
今回私が気になった部分は、あのEitaが追放されたというところである。
現在もNOAHに定期参戦し、ヒールユニットである
ぺロス・デルマル・デ・ハポン(以下ぺロス)の一員として活躍しているが、
今回のユニット追放劇でより身軽になったと言えるだろう。
それはつまりNOAHのみならず、本格的に他団体に出撃していくのではないか?
ということである。
もし本当にEitaの他団体出撃が実現すれば、そこで期待されるのは、
新日本プロレスジュニアへの参戦というところだろう。
この記事を書くにあたりEitaの以前の新日本プロレス参戦を調べてみたが、
おそらく前回の参戦は2016年に行われたSUPER J-CUPのようだ。
↓
当時はまだ現在のようなポジションではなかったと記憶しているが、
あれから6年近くが経過し、今では日本プロレス界でも有数のトップヒールと言えるだろう。
そんなEitaが今回新たな標的として、業界の盟主である新日本プロレスに
目を向けても不思議ではないはずだ。
また新日本プロレスにはEitaと親交が深いとされる、
現IWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードがいる。
その親交の深さの象徴としては、両者はそれぞれフィニッシュホールドとして、
Eitaはヌメロ・ウノ、デスペラードはヌメロ・ドスと言う技を持っている。
スペイン語でウノは1、ドスは2なのだが、
それを見てもわかるようにデスぺは自身の技名を決める時に
Eitaに敬意を表して命名したと言われている。
またSNS上でも交流を見かけることも多々あるので、
いまだその関係性は続いていると言えそうだ。
そんな関係を持つ二人が次に遭遇するのが、
もし新日本のマットであれば多くのファンが注目することになるはずだ。
先日新日本プロレスとノアとの対抗戦が行われたように、
プロレス界は何が起こるのかわからない世界である。
よって今回書いたEitaの新日本参戦が現実になったとしても
それは不思議ではないだろう。
そして彼らが再び遭遇するとすれば、敵として向かい合うのか
もしくは共闘という道を歩むのか。
そのあたりにも大いに注目していきたいところだ。
2022年の日本プロレス界。
それは何が起こるかわからないサプライズ満載の年となるのかもしれない。