現在東京で実施中の50周年展示会シンニチイズム。
この後名古屋で開催が予定されているが、それ以降の全国展開に向け
新日本プロレスが初めての試みを行うことが決まった。
その初めての試みとはクラウドファンディングである。
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【全国に届け】 シンニチイズムの全国展開に向けてクラウドファンディング始動 本日より募集開始 | 新日本プロレスリング (njpw.co.jp)
またそもそもクラウドファンディングを簡単に説明すると
以下のようなこととなる。
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クラウドファンディングとは、「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わ造語で、「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」ことを指しています。
つまりある目的のためインターネットを通じ、
資金を調達しその目的達成を目指すということだ。
そして基本的にその資金提供者には何らかのリターン(返礼品)などがある。
もちろん今回の新日本プロレスのクラウドファンディングにも
支援金額によって多くのリターンが用意されている。
詳しくはこちらのページをご覧いただければと思う。
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新日本プロレス50年を皆様と共に! #シンニチイズム全国展開(新日本プロレスリング株式会社 2022/02/24 公開) - クラウドファンディング READYFOR
ではなぜ資金力が豊富とされる新日本プロレスが、
あえてクラウドファンディングを仕掛けたのか?
その理由はおそらくファンへの参画感をこの企画を通じ
呼び戻していきたいということだろう。
正直コロナ禍以降の新日本プロレスはファン離れが叫ばれて久しい。
それは観客動員数にも反映されているかと思うが、
経営サイドとしては相当な危機感を抱いているはずだ。
すぐに経営がどうこうなるというわけではないはずだが、
多くのファンを再び呼び戻すためにはリング内外問わず
様々な施策を仕掛けていく必要があるだろう。
そしてその一つが今回のクラウドファンディングであると思う。
2/24から始まったこのクラウドファンディングだが、
当記事執筆時点(2/25午前)段階で目標1000万に対し200万強の支援が集まっている。
募集期間が3月末までであることを考えると、
高い確率で目標金額に達することは間違いないだろう。
その結果最終的に多くの場所でシンニチイズムの開催が決まれば
まさに新日本プロレス、ファン双方にとってWIN-WINということになる。
もし私の近隣で開催が決まればぜひ足を運んでみたいと思う。
またこれはどの企業も同じかと思うが、現在の情勢を考えると
これまでと同じことを続けていても上がり目は望めないだろう。
そこで新日本プロレスも先日のPPV販売や今回のクラウドファンディングなど
これまでと違う視点での施策を打ち出している。
PPVに関しては定額制のワールドとの関係が難しいところであるが、
今後ビッグマッチなどはその方向に進む可能性は大いにあるだろう。
その結果、ファンの反応がどうなるかはもちろんわからないが、
やってみないことにはその反応も分からないことは確かである。
はたして新日本プロレスが次に打ち出す一手とはどのようなものになるのか?
ビジネス的な側面からも引きつづき目が離せないと言えそうだ。
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