今シリーズより電撃的にバレットクラブ参入をはたしたデビッド・フィンレー。
傍らには外道を携え、今後ユニットの中心人物としての活躍が期待されるが、
それに対し一人納得していない男がいる。
そうその男とはファンの皆さんであればご存知のことかと思うが、
エル・ファンタズモである。
今シリーズバレットクラブとしてタッグを組みだした二人であるが、
ファンタズモが不穏な態度を見せ続けており、
フィンレーとしてはそれにフラストレーションを溜めている状態であった。
そんな二人が先日の愛知大会で純粋な二人だけのタッグを組んだのだが、
終始波乱含みの展開の中、試合自体には勝利した。
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詳細は上記のリンクで確認いただければと思うが、
お互いタッチの際に張り合うなどチームとして機能しているとは
とても思えない状態のまま試合は進んでいた。
最終的にはコンビプレーの形での攻撃も繰り出し勝利したわけだが、
二人はバックステージでもやはり不穏な空気のままであった。
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フィンレー「おいおい、どうしちゃったんだよ?」
ファンタズモ「なにが“どうした”だ? お前こそどうしたんだ?(※自分の胸を指して)これはなんなんだよ?」
フィンレー「お前が(俺のことを)打ったんだろ?」
ファンタズモ「お前だろ!」
フィンレー「お前は打たれても仕方がないだろ?」ファンタズモ「ジェイはどうしたんだよ? 俺たちみんなでテキストしただろ? ジェイをサンセットに行かせてやるって。BULLET CLUBでは初めてのことだ。なのにどうしたんだよ、オイ? 俺はこいつを信用しないぞ、ゲドー。俺は信用しない」
フィンレー「俺はそんなことに同意してないぞ。お前、エッジ(鋭さ)がなくなってるんじゃないか? “やさしく”なってるぜ」
ファンタズモ「俺が“やさしく”なってるって? 鏡を見てるのか? 鏡を見てるのかよ?」フィンレー「SWITCHBLADEの時代は終わったんだ」
ファンタズモ「SWITCHBLADEの時代は終わった、SWITCHBLADEの時代は……」
外道「(※英語で、以下同じ)BULLET CLUBには“REBEL”(反逆者の意味、フィンレーのキャッチフレーズ)が必要なんだ」
ファンタズモ「BULLET CLUBには “REBEL” が必要だと?」
外道「そうだよ、そうだよ。“今”必要なんだよ!」ファンタズモ「……(※フィンレーに向かってTOO SWEETポーズを示して)BULLET CLUBのために」
フィンレー&外道「オーケー、オーケー。(※TOO SWEETポーズを作ってファンタズモのそれに合わせる)BULLET CLUBのために」
ファンタズモ「BULLET CLUBのためか……。(去っていく)」フィンレー「(※外道と顔を見合わせて)俺は考えてるぞ……。ああ、考えてる」
外道「どうにかするよ……」
フィンレー「これは修正する必要があるな!」
最終的にはバレットクラブのために、という目的の元、手を合わせた二人であったが、
やはりファンタズモはジェイ・ホワイトを襲撃したフィンレーのことを
信用はしていないようであるので、この問題はまだ尾を引きそうである。
そしてこのコメントの中で気になるのは、外道の”今”REBELが必要なんだ。
という言葉である。
これをどうとるかはそれぞれであるが、ジェイ・ホワイトが追放となった
”今”はフィンレーという反逆者が必要であるが、
将来的にはわからないとも受け取ることができる。
それが何を意味するかは現時点では不明であるが、
ジェイ・ホワイトが何らかの変化を見せて戻ってくるとも受け取ることが出来そうだ。
はたしてデビッド・フィンレーとエル・ファンタズモの抗争の行方はどうなるのか?
そして追放となったあの男の復活はあるのか?
引き続きこのヒールユニットの行方から目を離してはいけないだろう。