昨日の5.11千葉大会から開幕した新日本プロレス、
年に一度のジュニアの祭典BOSJ31。
今年は20名の選手が参加し2ブロックに分かれ、リーグ戦が行われ、
各ブロックの上位2選手が準決勝に進出するレギュレーションとなっている。
そんな混戦必至のリーグ戦が昨日から始まったわけだが、
初戦から番狂わせといえる結果が多く発生し、
今年のBOSJは波乱のスタートになったと言えそうだ。
まず昨日の結果をAブロックから振り返ってみよう。
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(Aブロック星取表)
まず悲願の初優勝を狙うエル・デスペラードが昨年に続きティタンに敗れ
黒星スタートとなった。
またUNITED EMPIREのキャプテンとなり、シングルの勲章を狙う
TJPがケビン・ナイトに敗れ、こちらも黒星スタートとなってしまった。
そして個人的に最も驚いた結果としては、藤田晃生があの金丸義信から
ピンフォールを奪い勝利したことである。
これも世代交代といえばそのとおりであるが、
今後の金丸義信の巻き返しに期待しておきたいと思う。
またNOAHから参戦したGHCナショナル王者のHAYATAはBUSHIから勝利し、
こちらは順調なスタートとなった。
個人的には優勝候補の一角と考えているだけに、
今後のHAYATAのリーグ戦にも注目しておきたいと思う。
それでは次はBブロックの初日の結果を見てみよう。
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こちらの最大の衝撃はなんといっても新日本プロレスジュニアの象徴である
高橋ヒロムがKUSHIDAに敗れ黒星スタートになったことだろう。
この二人はIWGPジュニアヘビー級王座をめぐり、戦いを繰り広げた間柄であったが、
KUSHIDAがWWEへ移籍したことで、その関係は一旦中断となり、
その間にヒロムが新日本プロレスジュニアにおける圧倒的な存在感を確立した。
よってその後KUSHIDAが新日本プロレスに帰還してからは、
正直二人の間には大きな格差ができたことは事実であろう。
つまり現状の格という部分ではヒロムが上位となっていることは否めないということだが、
今回に関してはKUSHIDAの意地が上回ったということかもしれない。
またこの結果によりヒロムの絶不調ムーブも継続してしまったわけだが、
このストーリーの先にどんな展開が待っているのかが楽しみであるところだ。
そんな波乱の展開から始まった今年のBOSJ。
その第2戦となる後楽園ホール大会は明日13日18時半スタートだ。
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