金曜日までの東北4連戦を終え、残りのリーグ戦が2戦となったBOSJ30。
リーグ戦も後半へと進み、各ブロック2名が進出する決勝トーナメント争いも
佳境を迎えた状況である。
そんな現在の両ブロックの星取はこのような状況だ。
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こちらを見てもわかる通り両ブロックとも10点が4名で並んでおり
戦前の予想通り大混戦という状態である。
はたして今後この混戦から抜け出すのはいったい誰になるのだろうか?
まずAブロックから考えていきたいと思うが、
現在10点を獲得している4人とはリオ・ラッシュ、高橋ヒロム、
石森太二、マイク・ベイリーである。
初出場となるマイク・ベイリーの奮闘が目立つところだが、
他の3名は順当な結果と言えるだろうか。
そしてそんな4選手の残りカードは以下となっている。
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ラッシュ=TJP、クラーク・コナーズ
ヒロム=石森、ティタン
石森=ヒロム、TJP
ベイリー=田口、ラッシュ
直接対決としてヒロムvs石森とラッシュvsベイリーの対決が残っているので、
それぞれの勝者が決定戦進出に向けて有利になることは間違いないところだ。
逆に考えると、この直接対決で敗れればかなり厳しい状態に追い込まれることは
間違いないだけにより白熱した試合が見られることになるだろう。
続いてBブロックの首位争いはこちらもAブロック同様に
4名が10点で並んでいる。
その4名とはエル・デスペラード、YOH、マスター・ワト、ロビー・イーグルス
であるが、こちらは戦前の予想通りの選手たちが名を連ねていると言えそうだ。
そしてそんな4名の残りの対戦カードはこのようになっている。
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デスペラード=アキラ、ロビー
YOH=ケビン、金丸
ワト=BUSHI、ケビン
ロビー=モロニー・デスペラード
こちらは直接対決がデスペラードvsロビーしか残されていないだけに、
両者にとって決定トーナメント進出に向けては絶対にこの試合は落とせないところだ。
状況を考えると敗れた方は高い確率で脱落ということになるだろう。
一方、YOHとワトの二人はすでに首位に並ぶ選手との対決を終えているだけに、
残り2戦に確実に勝利すれば14点となり、かなり有利な状況となる。
もし二人がIWGPジュニア王者経験のあるデスペラード、ロビーを押さえ
決定トーナメント進出をはたせば、ジュニアにもこれまでとは違う
新しい景色が生まれるということになる。
はたしてこのBブロックからは誰が勝ち抜くことになるのだろうか。
また別の楽しみとしては5.23の大阪大会から各ブロックごとの開催となるので、
これまで出場のなかったヘビー級の選手たちの登場も考えられる。
ドミニオンも約2週間後に控えているだけに、その前哨戦となるカードも
いくつか組まれることになるだろう。
そちらの発表も期待して待っておきたいと思う。