現在連日熱戦が繰り広げられているBOSJ29。
そのBOSJにGLEATから参戦しているエル・リンダマンのインタビュー後半が
先日公式サイトよりアップされたので、今回の記事ではそちらについて書いてみたいと思う。
またこのリンダマンのインタビューの一部は公式サイトにて無料で見ることが可能だ。
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そして全文に関してはスマホサイトへの入会が必要であるので、
興味ある方は以下のリンクより登録いただければと思う。
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一部ネタバレなるが今回のこのリンダマンのインタビューの中で、
私が個人的に最も印象に残っているのは、
今の日本プロレス界は新日本プロレスか、新日本プロレス以外かという発言だ。
これは多くのファン、そして多くのプロレスラー自身も感じていることかと思うが、
ここまではっきりと公に口にしたレスラーはいなかったかもしれない。
この言葉をこのインタビューの中で口にしたリンダマンの真意はわからないが、
この新日本プロレス1強という現状は紛れもない事実であるだろう。
その中であえてリンダマンの真意を考えてみると、
彼はこの新日本プロレス1強という事実を利用し、
今回のBOSJ参戦により自らを、そしてGLEATという存在を広げていきたいということかと思う。
その理由としては今回のインタビューの中で他団体のチャンピオンが
出てこないことに苦言を呈していることからもうかがえる。
たしかに負けるリスクを恐れて認知のチャンスを失うことは
試合自体の勝敗よりも失うものは大きいのかもしれない。
それを証拠にリンダマンは現在GLEATののチャンピオンであるが
このBOSJで全敗であっても、それはそれでドラマが生まれると語っている。
この発言はたとえ全敗であっても爪痕を残せる自信からくるものかと思うが、
その通り今回の豪華なメンバーの中でも期待感や存在感は際立っている。
そしてこの記事がアップされる時点ではすでに結果は判明しているが、
24日には最初の山場となるエル・デスペラードとの対戦が組まれている。
現在2勝1敗のリンダマンが、もしここで3連勝中のデスペラードを下せば、
現実的にブロック突破の目も出てくるだろう。
そしてもしブロック突破が現実となれば、武道館という大会場でのメインという舞台が待っている。
個人的にはそこでヒロムとの対戦が組まれれば、武道館大会のメインにふさわしい
カードであると思うが、この夢のカードの実現を期待しているファンは私だけではないはずだ。
出場選手の中で最も小柄な男が、大きな期待と夢を背負い挑む、
新日本プロレスでの冒険の結果ははたしてどのような結果になるのか。
この男から今後も目を離してはいけないだろう。