ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】BOSJ28のここまでを振り返る

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(出典:新日本プロレス公式)

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(出典:新日本プロレス公式)

 

11.24後楽園大会でリーグ戦5試合が終了したBOSJ28。

現在の状況は上の星取表をご覧いただければと思うが、

戦前の予想通り大混戦と言える状況だ。

 

 

今回のBOSJ28に関してはG1中に行われたヒロムとヘビー級レスラーの戦いや

そのヒロム自身が発信した提言もあり、対ヘビー級という側面がある。

 

 

そのためこれまで以上にこのBOSJに出場している選手たちが

それぞれの形でジュニアの凄さを見せようとしている姿があるように思う。

そしてそう感じているのは私ではなく多くのファンがそうなのではないだろうか。

 

 

ではここからはここまでのリーグ戦を振り返り、

私が感じたことなどについて書いていきたいと思う。

 

 

まず最初にあげたいポイントは今回のBOSJにヒールとして、

初めて参戦したSHOの覚醒というべき活躍だ。

 

 

正直多くのファンがSHOがYOHを裏切り、

ヒールターンしたときやっていけるのか?と感じたかと思うが、

それは良い意味で完全に裏切られたと言っていいだろう。

 

 

今のSHOを見ていると明らかに3K時代より輝いているように見える。

そのファイトスタイルは賛否両論あるが、

これまでのスタイルではその土俵にも上がることはなかっただろう。

 

 

そう考えると現時点ではSHOのヒールターンは大成功であったかと思う。

あとは今後ダークヒーロー全盛の新日ジュニアの中で、

どれだけ唯一の絶対悪としての存在意義を高めることができるかである。

 

 

そこでより個性を際立たせることができれば、

今後多くのチャンスを得ることができるだろう。

まずは今回のBOSJで決勝に進むことができるかに注目していきたいと思う。

 

 

そして次に挙げたいポイントは金丸義信の活躍だ。

言わずと知れたキャリア25年を誇るジュニアのレジェンドといっていい金丸だが、

優勝なんか狙っていないと言いつつ、現在はトップを快走している。

 

 

タッグではタイトルの常連である金丸だが、

ことシングルに関しては一歩引いていた感を個人的には感じていた。

 

 

しかし今回のBOSJでは、G1でのKENTAの“ONE OF THE BEST”という言葉に

呼応するように各会場を金丸ワールドで沸かせている。

 

one of the best

一流の、トップクラスの、最高級の、最上級の、屈指の、指折りの

 

 

このままシングルでもタッグ戦で見せる無双ぶりを発揮し続けるのか?

ジュニア屈指の実力者であるヒールマスターから目を離してはいけないだろう。

 

 

そして最後は新日ジュニアの現在の顔とも言える二人である、

高橋ヒロムとエル・デスペラードについて書きたいと思う。

 

 

ここまでの点数的には7点と5点と首位とは少し差があるが、

先が長いことを考えるとまだまだ射程圏内だろう。

 

 

その点数状況も気になるところだが、個人的に感じているのは

両者のコメントから読み取れるジュニアへの危機感である。

 

 

彼ら二人は発する言葉は違えど共通している思いは、

新日本プロレスから感じるジュニア軽視というところだ。

 

 

たしかに同じシングルのリーグ戦であるG1と比べれば、

あらゆる面で格差があることは否めないところである。

 

 

またヘビー級重視という部分は新日本だけではなく、

プロレス界の慣習ともいえる部分でもある。

 

 

つまり二人はその慣習と言うべきモノに挑もうとしているわけだが、

これを変えるには発言力が必要である。

 

 

それを理解しているからこそ彼らは発信し続けているわけだが、

本気でそれを変えようとするなら、

 

 

デスぺが言うように二人だけでなく多くの選手からの発信が必要となるだろう。

二人に続くそのような選手が出てくることに期待したいと思う。

 

 

また二人にはその他にドームのメインに立つという目標もある。

これにはまず今回のBOSJ&WTLの最終戦である両国のメインを勝ち取る必要があるだろう。

 

 

そしてそこで昨年のように最高の盛り上がりを作ることができれば、

その先のWK16につながる可能性は大いにあるかと思う。

 

 

そしてその盛り上がりを作ることができるのはもしかすると

昨年同様この二人しか出来ないのかもしれない。

 

 

先日の対戦後のリング上で二人が交わした約束が果たされるのか?

それも大きな注目点となるだろう。

 

 

さてBOSJ28は次戦で第6戦となりいよいよ後半戦へと進んでいく。

捨てる枠無しの今大会はおそらく最後まで大混戦のままという展開になりそうだ。

そんなBOSJ28を当ブログでは引き続き追いかけていきたいと思う。

 

 

 

 


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