3.2武道館大会から少し間隔が空き3.6福島大会より再開されたNJC2022。
NJCのトーナメントの行方ももちろん気になるところだが、
新日本プロレスファンであればもう一つ気になることがあるはずだ。
そうそれはジェイのGoDへの裏切りに端を発したバレットクラブの内紛問題だ。
そしてその問題はアメリカだけでなく日本にも飛び火し、
このNJC内でも様々な動きが起きようとしている。
そしてこのバレットクラブ問題をめぐり、
現在日本で積極的に動いているのはあの男である。
そうそれはフィクサーとしても名高い外道である。
外道は皆さんもご存じの通り、ジェイのマネージャー的存在である。
よって現在も各メンバーに対しどちら側につくのか、
もちろんジェイ側につくだろうな、というような発言を繰り返している。
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外道「2人とも落ち着け。それで決めたのか?」
チェーズ「決めたって何を?」
外道「オマエらの決断だよ」ファンタズモ「誰がどっち側に付いてるのか、それすらも分からないのに! オレたちが日本にいる間に向こうで勝手に起こったことだろ! いまどうなってるのかも全然分からない状況だぞ!?」
外道「ジェイ側に付けばそれで済む問題だろ!」
チェーズ「ジェイ側だって?」
外道「そうだ、決まってるだろ。BULLET CLUBに残りたければな。ジェイはタマとタンガを追い出したんだから」チェーズ「オレはアイツらと同じ”トンガン”だって知らないのか?」
外道「えっ? ノー、ノー、ノー。(※チェーズの肩を抱いて)オマエはオレたち側の人間だろ? オーケイ?」
チェーズ「いま選ばないといけないのか? じゃあ決めるけど…(※と言って2人を残し先に控室へ)外道「(※ファンタズモの方を見て)オマエもだぞ。オマエの答えはもう出てるよな?」
ファンタズモ「心配は無用だ」
外道「オーケイ」(※先に控室へ)ファンタズモ「(※一人残って床を踏みしめ、しばらく考えたあと、カメラに向かって)いまじゃない…でもすぐ(に分かる)…」
(引用:新日本プロレス公式)
これは3.6福島大会の試合後のやりとりだが、
今後も連日このような光景が続いていくことだろう。
さてそんな暗躍を続けている外道であるが、彼の真意はいったい何なのだろうか?
普通に考えれば、それはジェイ側に多くのメンバーを引き入れ
新しいバレットクラブを作るということだろう。
引き続きジェイをリーダーとし、
彼が理想とするリアルバレットクラブを作るための手助けを行う。
そう考えることがここまでの展開を見るとともっとも自然なことだろう。
しかしバレットクラブの歴史と言えば裏切りと追放の歴史である。
また外道という男も一筋縄ではいかない男であることは皆さんもご存じのことだろう。
そう考えるとこの展開はまだまだ予断を許さないのではないだろうか。
現在ジェイはオリジナルメンバーであるカール・アンダーソンと行動を共にし、
かつAEWのELITEたちともつながりを持とうとしている。
つまり旧バレットクラブと言われていたメンバーと
新しいバレットクラブを作ろうとしているわけだが、
このジェイの行動自体も本当にこれが彼の真意なのかわからないところだ。
このバレットクラブの問題がそもそも
新旧のメンバーの対立であったことを考えると、
現在の展開は不自然とも取ることができる。
はたして現在見えていることが真実なのか?
もしかして現在見えていることすべてが壮大なフラグではないだろうか?
そのような展開がこの先に起こっても不思議ではないかと思う。
またこの問題の決着がつくのはおそらくもう少し先の話になるだろう。
そしてその決着の舞台となるのは、新日本プロレスのビッグマッチなのか、
もしくはAEWのビッグマッチなのかも現時点では不明瞭である。
一つ言えることは日米で同時進行で進んでいる、
この今プロレス界で最もトレンドな話題から目を離してはいけないということだろう。