【緊急決定!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2022年4月8日
なんとあの #AEW のテレビ中継が、新日本プロレスワールドにて、日本国内配信が決定!
“追加料金なし”で、最新エピソードを毎週配信!
日本語実況バージョンも予定!!
近日配信開始!#njpw #njpwworld https://t.co/YNb0zmMsEV
先日、新日本プロレス公式ツイッターより、世界中のプロレスファンを
驚かせる衝撃的なニュースが発表された。
それは現在提携関係にあるアメリカのプロレス団体AEWの二つの番組である、
”DYNAMITE”と”RAMPAGE”が新日本プロレスワールドにて追加料金なしで
最新エピソードが毎週配信されるというニュースだ。
しかも日本語実況バージョンも予定されているということなので、
日本のプロレスファンもよりわかりやすく楽しむことができるだろう。
これを見ても両団体の意気込みが伝わる話である。
今回のこの施策では多くのメリットがあるかと思うが、
はたしてそれはどのようなことが考えられるだろうか。
まず新日本プロレスとしてはAEWファンの取り込みにより
ワールドへの新規加入者が増えることが期待できるだろう。
新日本プロレスワールドは月額約1000円のサービスであるので、
今回のこの提携で仮に1万人の加入者が増えれば、
月額で約1000万円の売り上げ増加が見込める。
これを年間で換算すると約1.2億円となるので、
コロナ禍の中、観客動員が低調とされる新日本プロレスにとっては
業績回復に大きく寄与することになる。
またAEW側から見ると、約10万人と言われる新日本プロレスワールドという
プラットフォームで放映されるということは、はかり知れない宣伝効果が見込めそうだ。
AEWの中心選手のほとんどがもともと新日本プロレスを経由していることを考えれば
新日本プロレスファンにAEWが受け入れられる可能性はかなり高いだろう。
つまりそれはビジネス的にファンになるであろうという層に、
ピンポイントでリーチできるということだ。
よって今回の施策はまさに両団体にとってWin-Winであると言えそうだ。
そしてその先に期待できるのはリング上での本格的な交流だろう。
噂されている両団体が共同で開催するスーパーショーや
ビッグマッチへの参戦など期待は膨らむばかりである。
この時期にこのニュースを発表したということは、
近々で言うと新日本プロレスの5.1PayPayドーム大会に
AEWの選手が出場するという可能性も大いにあり得るということかもしれない。
いずれにせよこのニュースは両団体からすれば、
まだ仕掛けの序章であることは間違いないところだろう。
はたしてこの先にある未来はいったい我々ファンに、
どんな景色を見せてくれるのか。
繰り返しとなるが突如発表されたこのニュースからは
多くの期待を抱かずにはいられない。
そう感じているのはきっと私だけではないだろう。