7.30ナッシュビルで行われるmusic City Mayhem。
先日その一部のカードが発表されたがその一つは驚きのカードであった。
👇
なんと先日AEWの暫定王者に輝いたジョン・モクスリーと
前IWGPジュニアヘビー級王者であったエル・デスペラードが対戦するとのことだ。
しかもルールはノーDQマッチ、つまり反則裁定なしの何でもありの戦いである。
両者のファイトスタイルなどを考えると、
このルールでの戦いは期待感がふくらむばかりである。
はたしてこの異色のケンカマッチはどのような戦いになるのだろうか。
さて一見遺恨がないと思われる両者だが、いったいどのような経緯で
この戦いが組まれることになったのだろうか。
そのそもそもの発端はFORBIDDEN DOOR前に起こった、
乱闘劇の中で発生したと言えそうだ。
その番組内でジェリコ感謝協会のメンバーと、モクスリーが在籍する
BCCのメンバーの乱闘が発生したのだが、その中でジェリコサイドの助っ人として
鈴木軍のアーチャーとデスぺが登場したのである。
その場ではモクスリーとデスぺの直接的な戦いはなく、
またAEWとの合同興行でも絡みはなかったと思うが、
日本に帰国後の最初の大会でデスぺから改めて仕掛けたわけである。
それは7.3後楽園大会のコメントでの以下の発言だ。
👇
いま俺がここに来るまでに『WILD THING』口ずさんでいただけでわかっただろ!? モクスリー! ……面白そうですね。さんざんっぱら新日本のリングでも、AEWのリングでも、いろんなことしてんじゃん
元気よく自分が血出したり、元気よく相手に血出させたりよ。そんな壮快なことしてんじゃん。俺も混ぜてくれよ。どこでやるのかはわかんない。アンタがやってくれるんだったら、俺はどこでも行くぞ
デスペラードは元々、葛西純との戦いで模試代見せたように、
ハードコアスタイルに免疫があり、むしろ得意分野であるかと思う。
また今年に入り他団体の選手との対戦を公言していたように、
常に新しい刺激を求めている選手である。
よって今回のモクスリーとの対戦は、
デスぺにとっては願ったり叶ったりということではないだろうか。
ベルトを失いある意味身軽になったデスペラードが、
この戦いで何を見せるのか?
そしてデスぺはどのような道を進んでいくのか?
チャンピオンでなくなった今だからこそ、彼から目を離してはいけないと言えそうだ。