昨年フェイスターンし、HOTへと電撃加入し活躍中の成田蓮。
彼もまた新世代の一人とされるレスラーだが、そんな成田蓮がG1を前に
各選手への思いを語った。
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https://www.njpw.co.jp/510148/
ヒールとしては初めての出場となる成田蓮が、一体何を語ったのか?
今回はそれらを書いていこうと思う。
まず成田蓮のここまでを少し振り返ると、ヤングライオン卒業時に、
柴田勝頼へ直訴しLA道場での修行を選択した。
これはこれまでの通例としては異例のことであった。
そして凱旋帰国時はビッグマッチの第1試合に組み込まれ、
大きな話題を呼ぶという展開ではなく、その後の飛躍という部分でも、
今一つであったのは事実だろう。
その後は鈴木みのる、エル・デスペラードとストロングスタイルを結成し、
一時話題を呼んだが、鈴木みのるの動向などの理由でそれも不透明になった。
そんな中同世代の海野翔太とWTLに出場した成田蓮は、
その海野を裏切りHOTへと闇落ちした。
その後の活躍は柴田勝頼のコピーなどと揶揄されていた当時と比べれば、
存在感は増しているだろう。
では肝心のインタビューで何を語ったのか?であるが、
特に今回は同世代についての感想を見てみたいと思う。
まず新世代の先頭を走っていると思われる辻陽太の感想については、
このように語っている。
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――ちなみに辻選手は6.19岩手の試合後、「じつはEVILを始めHOUSE OF TORTUREのこと尊敬してたりもするんだぜ」とコメントを残しています。以前から辻選手は、HOUSE OF TORTUREのユニットとしてのチーム力を評価しているというか。
成田 尊敬してるんだったら、正々堂々来いよ。俺はクリーンファイトのオマエと戦いたいし、クリーンファイトで決着をつけてやる。まあ、去年の『G1』でニセモノの成田蓮と引きわけてるようじゃ、しょせんアイツは勝てないだろうけどな。
――でも、辻選手は今年の『NEW JAPAN CUP』で初優勝を飾っていますが……?
成田 (無視して)いいか、辻。汚ねえ反則だけはするな。プロレスラーの誇りを持って、お互いクリーンファイトで戦うぞ。
このあたりに成田蓮の本音がでているかと思うが、
辻陽太に関してはお互いどこかで認め合っているようにも感じる。
LIJを選択した辻陽太と最終的にHOTを選択した成田蓮。
超人気ユニットと極悪ヒールユニット、お互いその中で戦う難しさがあると思うが、
そのあたりも彼らが認め合う要因かもしれない。
そんな二人が戦う8.4愛知大会はいったいどのような戦いとなるだろうか。
そしてもうひとりの同世代の上村優也について聞かれた反応はこうである。
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――8.7後楽園では辻選手に続いて、同世代の上村優也選手と対戦します。お互いに凱旋帰国してからは今回が注目の初遭遇となりますが、いかがでしょうか?
成田 ……。
――成田選手は上村選手のデビュー戦の相手を務めてるんですよね。
成田 ……。
――あれ、さらにLA DOJOでも同じ時期に修行を積んでいますし、何か思われることは……?
成田 ……。
終始無言。
これを興味がないと捉えるのか、意識しているあまりと捉えるかは難しいところだが、
同じLA道場で修業した上村優也のことには何かしら感じるところがあるだろう。
その答えは8.7後楽園での帰国後初対決でわかるかと思うが、
はたしてどのような戦いとなるだろうか。
(G1特設サイト)
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