(NJPW公式)
秋のビッグマッチである11.4大阪大会を終えた新日本プロレス。
今大会はドーム前最後のビッグマッチにふさわしいサプライズが数多く生まれた。
これによりドームに向けての展開が大まかに見えてきたが、
当記事ではそれらについてまとめてみたいと思う。
まず新日本プロレス至宝のタイトルであるIWGP世界ヘビー級王座は
ザック・セイバーJr.が鷹木信悟を下し、王座防衛をはたした。
その試合後海野翔太が登場しタイトル挑戦をアピールしたが、
待っていたのは会場の大ブーイングであった。
またその後AEW所属となったリコシェも登場したことで、事態は混沌としたが、
リコシェは1.5での対戦をアピールしたことで、
1.4のメインは現時点ではまだ決定していない状態である。
つまり流れはザックvs海野に傾いているが、
その対戦がドームのメインで行われるかはまだ不透明ということだ。
このカードに関してはSNSでも賛否両論あるだけに今後の発表次第というところだろう。
そしてSANADAの衝撃の裏切りがあったIWGPグローバルヘビー級王座は
デビッド・フィンレーがタイチを下し、王座防衛をはたした。
こちらはその後のリングで辻陽太がフィンレーに呼び込まれたことで、
ドームでのタイトルマッチは決定的だろう。
特に辻陽太にとってはドームでの大一番となるが、
初のシングルタイトルを手にすることは出来るだろうか。
またIWGPジュニアヘビー級王座に関してはDOUKIがワトを下し、
4度目の防衛に成功し、その後に登場したのはエル・デスペラードだ。
欠場明けからいきなりの王座挑戦となるが実績を考えれば異論はないところだろう。
ここまで強敵を下してきたDOUKIだが、はたして年間最大興行でも
その実力を見せつけることはできるだろうか。
上記がまずは主要タイトルの流れであるが、まだまだ新日本プロレスには
多くのタイトルが存在しているので、そちらに関しては次回で書いていきたいと思う。