11.17大阪府立体育会館で行われた新日本プロレスとスターダムの合同興行、
Historic X-overⅡ。
今大会ではスターダム提供試合、そして新日本プロレス提供試合、
ミックスドマッチといろいろな戦いが行われたが、この大会を見た感想としては、
スターダムの良さが目立った大会ではなかっただろうか。
まず特筆すべきは王者岩谷麻優と挑戦者渡辺桃の間で行われたIWGP助詞選手権だろう。
ともに生え抜きの両者による戦いは、渡辺桃のクリーンファイトによる
大健闘もあり、男子のタイトルマッチと何ら引けを取らない戦いが繰り広げられた。
これまで新日本プロレスしか見たことがなかったファンの方も
この試合を見たかと思うが、また見たいと思わせる戦いであったことは間違いないだろう。
そしてその試合後次の挑戦者としてAZMが登場し、岩谷麻優のマイクの効果もあり、
両者の試合は1.4東京ドームで行われることとなった。
今年の1.4では行われなかった女子戦だが、このドームでの戦いでまた多くのファンを
獲得するのではないだろうか。
またミックスドマッチにも多くのスターダムの選手は参加したが、
それぞれが自分の持ち味を発揮し、見ていた多くのファンを楽しませ
興味を引いたと思う。
まとめるとこれまでスターダムを見なかった層のアピールに成功したと言えそうだが、
これはこの興行での狙いの一つであっただろう。
はたしてこのままの勢いで年末年始の両団体の興行は大成功となるのか?
引き続き注目しておきたいと思う。