ひーじゃープロレスブログ

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【新日本プロレス】 二冠王者内藤哲也は今新日本プロレスの中心にいるのか

 

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(出典:新日本プロレス公式)

 

 

IWGPヘビー級そして

IWGPインターコンチネンタル王座の

二冠王者である内藤哲也。

 

 

2年連続で年頭のダブルドーム開催も決まり、

二冠王者である内藤哲也が新日本プロレスを盛り上げ、

牽引する立場であることは間違いないが、

 

 

残された2か月余りの期間で、

昨年同様のムーヴメントを作り上げることが出来るだろうか。

今の現状を見ているとそれはいささか懐疑的である。

 

 

まず昨年のこの時期を思い返すと、2冠統一の機運が高まり、

またそれは史上初めての試みであったため、

ファン側からすると新鮮さと高揚感があったと言える。

 

 

そしてその時点でベルトも権利証も持たない内藤哲也が、

本当に2冠王座へ挑戦できるのかというドラマ性も加味されていた。

つまり盛り上がる要素がふんだんにあったということだ。

 

 

しかし今年は昨年と違いそのような初めての部分が少ないわけであり、

かつ内藤哲也とEVILのリマッチが続いている状況である。

そのことで2冠王座の意義が薄れていることは事実だろう。

 

 

つまり今後ダブルドームに向かい、ファンの関心を掴むには、

次のタイトルマッチの場、11.7大阪で内藤哲也は、

何かをファンに提示しなければいけないだろう。

 

 

それもファンに明確にダブルドームでの方向性を

伝えなければならないと思う。

 

 

東京ドーム2連戦ということであれば、

昨年同様連日タイトルマッチが組まれることになるだろう。

 

 

権利証自体も2冠王座の権利証という位置づけであるので、

初日はやはり2冠戦ということになるはずだ。

 

 

そうなると問題は初日に他のカードも含め、

二日目のダブルドームの本当のメインに向けて、

どう展開をつなげていくかということになる。

 

 

現状の流れを見てみると、そこにバレットクラブの内紛が

絡んできそうであるが、そうなればジェイの出番ということだろうか。

 

 

そう考えうる中でもっともファンが盛り上がる展開を想像すると、

それはジェイが大阪で権利証強奪し、

内藤哲也と流れを作っていくことだろう。

 

 

そしてサプライズが起こると言われる11月の大阪で、

外敵からの登場があれば一気に盛り上がることが予想される。

 

 

逆にこれくらいの仕掛けが無ければ、このコロナ禍の中、

ドームに多くのお客様を集客することは難しいと思う。

 

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さて今回のタイトルである内藤哲也は今新日本の中心にいるのか?

ということだが、皆さんはどのような印象だろうか。

 

 

個人的には中心の一人であることは間違いないが、

話題がいろいろなことに分散し、

確固たるセンターであるというようには感じないのが事実だ。

 

 

昨年と違い2冠論争に話題が集約されていないので、

難しい面もあるが、ファンとしては少々物足りないと感じている。

 

 

その理由としてはやはりEVILとの抗争が長引きすぎ、

そちらに焦点が移り、2冠の価値が見いだせていないことかと思う。

 

 

別の視点で考えると、次の大阪でこの抗争に区切りが付き、

次の流れへと移れば、それは我慢していた分関心を呼ぶ可能性はある。

そこまで考えてのことであれば、新日本プロレス恐るべしである。

 

 

オカダカズチカが今、一歩引いている立場であると考えれば、

ダブルドームを任せることができるのは内藤哲也しかいない。

それはいろいろな側面を考えれば確固たる事実であろう。

 

 

他のエンターテイメント同様、プロレスというジャンルは、

限られたメインイベンターしかいない階級社会である。

 

 

展開の中心、話題の中心に位置する主役が輝かない限り、

最終的にはそのイベント自体が成功ということにならない。

 

 

内藤哲也は間違いなくその主役であるわけなので、

ダブルドームというビッグイベントを成功させるべく、

どんどん仕掛けてほしいと思っている。

 

 

そしてダブルドームの最後のリング上で、

今年できなかったハポンの大合唱とともに、こう叫んでほしいと思う。

 

 

『この新日本プロレスの主役は俺だ!』と。

内藤哲也ファンとしてその光景を心待ちにしたいと思う。

 

 

さあ、

内藤哲也はドームまでにどんな仕掛けをみせてくれるだろうか。

 

 

 

 

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