明日4.5に両国国技館で行われる新日本プロレス春のビッグマッチ、
”SAKURA GENESIS"。
それに先駆け今回は各カードのみどころについて書いていきたいと思う。
第1試合 上村優也vsSANADA
構図としてはJ5Gを裏切ったSANADAに対し、上村優也がその遺恨を決着させる
という戦いだが、ポイントは不穏な動きを続けているSANADAがその答えを
ここで見せるのか?というところだろう。
また持参しているギターも実はまだ使っていないだけに、
それらを含めなにか動きがあるのではないだろうか。
第2試合 NJPW WORLD認定TV選手権 エル・ファンタズモvsグレート-O-カーン
NJC1回戦で対戦した両者の再戦という構図であるが、
焦点が今ひとつ明確ではないとも言える。
ややタイトルの意義が見えにくくなってきている印象があるだけに、
なにかしらのテコ入れが必要となってきそうだ。
第3試合 棚橋弘至vs海野翔太
棚橋弘至のファイナルロードとして組まれたこの戦い。
少し前ならエースの継承というテーマがあったかと思うが、
海野翔太が本隊離脱を匂わせているだけに、試合中や試合後に
海野翔太がどのような動きを見せるのかがポイントとなるだろう。
第4試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権 BCWDvsHOT
遺恨深まるBULLET CLUB同士の抗争であるが、
この戦いでは両軍ともに新たなメンバー、もしくは復帰のメンバーの
乱入などがありそうだ。
抗争の行方がここで一段落となるのか、もしくはどんたくシリーズへと
続いていくのかは不透明だが、一つの節目の戦いとなるだろう。
第5試合 NEVER無差別級選手権 KONOSUKE TAKESHITAvs大岩陵平
試合としてはチャンピオン有利な状況と言えそうだが、大岩陵平がなにか
爪痕を残せるかがポイントと言えそうだ。
大岩としても今ひとつブレイクしきれていないだけになにかキッカケがほしいところだ。
また新日本プロレスとしても3団体所属である竹下を今後どのようなポジションで
使っていくのかが注目されるところだ。
第6試合 IWGPタッグ選手権 内藤&ヒロムvsコブ&カラム
LIJの師弟タッグとUEの二人による今回のタイトルマッチだが、
戦いとしてはLIJがやや優勢だろうか。
新日本プロレス屈指の人気レスラーの二人がタイトル持つことで、
ファンの興味を惹くことができるだけに防衛をしばらく重ねそうだ。
第7試合 IWGPグローバルヘビー級選手権 辻陽太vsEVIL
EVILの改心宣言もあり注目を集めたこの戦い。
その改心宣言がはやくも反故にされたことで、このタイトルマッチも
HOTの介入は不可避であるだろう。
そのうえで辻陽太が王座を守りさらなる高みへと上るのか、
もしくは闇の王がタイトルを黒く染めるのか、
乱戦必死のタイトルマッチになることは間違いないだろう。
第8試合 IWGP世界ヘビー級選手権 後藤洋央紀vsデビッド・フィンレー
王者とNJC覇者によるこの戦いはまさにどちらが勝ってもおかしくはないが、
個人的にはフィンレーが初戴冠をはたすのではないかと思う。
もしフィンレーが頂点のベルトを取れば、歴代のBCリーダーに近づくとも言えるが、
はたして両国のメインを飾るのはどちらになるだろうか。
そんな見どころ満載の明日の両国大会は17時スタートだ。
(第0試合は16時半開始予定)