最近各方面の露出が多い高橋ヒロム。
現在は師匠である内藤哲也よりも、その発信はよく目にするところだ。
そんなヒロムが今回東京スポーツで仰天のプランをぶち上げた。
それは今回中止ということになったBOSJを秋にG1と同時に開催するというプランだ。
もしこのヒロムのプランが実現すれば、ファンにとってはまさに夢のような話である。
そこで今回の記事ではその夢プランについて、書いてみたいと思う。
まずヒロムは記事内で自身のプランをこのように語っている。
「例えば今年はG1(の優勝決定戦)が10月じゃないですか。
ビッグイベントを仕掛けるタイミングなんじゃないかと。
BOSJとG1を同時開催して、1大会で交互に(公式戦を)5戦ずつやるとか。
『ベスト・オブ・ザ・G1クライマックス』ですよ」
(引用:東京スポーツ)
『ベスト・オブ・ザ・G1クライマックス』。ヒロムらしい最高のネーミングだ。
前年はG1、BOSJともに20名参加の2リーグ制であったので、
ヒロムの言う通り同じ大会で5試合ずつリーグ戦を行えば、開催は可能であると思う。
また同じ大会でリーグ戦を行うことで、
必然的にお客様にジュニアとヘビーが比較されることになるだろう。
つまりどちらがお客様を楽しませるかという
間接的な勝負が繰り広げられるというわけである。
その相乗効果でお互いが意識し、より意識が高まれば、
これまで以上の素晴らしい試合を我々に提供してくれるだろう。
このような面から考えても、良いプランではないだろうか。
またヒロムはこうも語っている。
最終日に、お互いの決勝戦をやるわけです。
決勝のカードが決まった時点から投票受け付けして、ジュニアとヘビー、
どちらがメインイベントを張るか…ここでファン投票ですよ! どうですか!?
(引用:東京スポーツ)
ファンはジュニアとヘビーどちらが見たいのか?
それを投票で決めようということだ。これも大変面白い発想かと思う。
ファン投票と言えば、師匠である内藤哲也を思いださずにはいられないが、
ここでお互いが決勝に残り、投票でメインの座を争うことになれば痛快な話である。
師匠である内藤哲也が意地を見せるのか、それともヒロムの下克上となるか。
試合以外にもファンの楽しみが増えることは間違いない。
きっと多くのファンが参加し、話題を呼ぶことになるだろう。
そしてBOSJの参加選手については、ヒロムはこう語っている。
コロナの影響により、今後は外国人選手招聘のハードルが上がる可能性もある。
そこで「これも妄想ですけど、だったら日本プロレス界全体のBOSJを
開催できるんじゃないのかなと。それこそ他団体の選手でもし名乗りを上げる人が
いるのであれば、(参戦は)ありなんじゃないかなとは思います」
と団体の垣根を越えたリーグ戦にする案も訴えた。
(引用:東京スポーツ)
先日ツイッターでファンに向け、団体を問わずBOSJで見てみたい選手を
募っていたが、それはこのような伏線もあったということだろう。
本当に今年中にBOSJが開催されるとなれば、久々に他団体の選手が参加する
オールスター的な要素を含む大会となるかもしれない。
そうなれば新日本ファンのみならず、他団体のファンも巻き込み、
まさに日本のプロレス界を盛り上げる一大イベントとなるだろう。
コロナ禍からの復活にはピッタリのビッグイベントだ。
そしてポイントは新時代のジュニアのカリスマと言われるヒロムが、
このように公の場で意見を発信したことにあると思う。
これまでこのような会社への提言は内藤哲也の独壇場であったが、
弟子であるヒロムもそれを受け継ぎ、発信する立場になったということだろう。
(会社に意見をスルーされるというところは受け継いでほしくないが。。。)
これはつまり水面下では、このコロナ禍で中止となった大会などの
補填策が着実に進んでいるのではないだろうか。
メイ社長の緊急会見、そしてヒロムの活発な発信。
それらが全てリンクするとき、会社の今後のプランがより鮮明に見えるだろう。
一つ言えることはこれまでと違い、徐々にフェーズが前向きになっていることだ。
おそらく近々に新日本プロレスから公式に、無観客試合からの興行再開、
そしてこれからのスケジュールなどが発表されるかと思われる。
今秋、『ベスト・オブ・ザ・G1クライマックス』が開催されることを期待し、
その発表の時を待ちたいと思う。
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