ひーじゃープロレスブログ

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新日本プロレスのユニットを考える ~BULLET CLUB編~

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目次

 

前回のロスインゴに続き、ユニットシリーズの第2弾として、

今回はバレットクラブについて書いてみようと思う。

 

 

リーダーをその時々で変更しながらも、

ユニットとしての存在感は衰えることのないバレットクラブ。

 

 

現在もヒールユニットとして個性的かつバランスの取れたメンバーが在籍している。

以下ではそのあたりを中心に紐解いていこう。

 

BULLET CLUB

 

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所属メンバー(新日本プロレス公式より)

ジェイ・ホワイト、KENTA、邪道、外道、バッドラック・ファレ、

タマ・トンガ、タンガ・ロア、チェーズ・オーエンズ、高橋裕二郎、ヒクレオ、

石森太二、エル・ファンタズモ

 

 

外国人選手を中心に多くのメンバーをそろえるバレットクラブだが、

現在のトップはリーダーであるジェイ、そしてKENTAと言えるだろう。

 

 

ジェイ・ホワイト。もはやファンにとっては説明不要の新日本のトップヒールだ。

若干27歳にして、新日本4強と言われる位置に君臨している。

 

 

そしてジェイの一番のポイントはやはり場を支配するというところではないだろうか。

誰と戦っても最終的にはイニシアチブを握っている。

つまり試合を支配しリードしているのはジェイということである。

 

 

これはトップの選手であれば持っているモノであるが、

誰もが持ち合わせているものではない。

 

 

そしてこのキャリアで持ち合わせていることは、極めて稀であるといえる。

やはりジェイ・ホワイトは選ばれしレスラーであるということだ。

 

 

そして次はKENTAについて書いてみよう。

新日本参戦後、紆余曲折あったが現在はこのバレットクラブで重要な位置を占めている

 

 

そしてKENTAと言えば、やはりSNSやバックステージのコメントは外せないだろう。

つまりKENTAがここまで短期間でのし上がった大きな要因に言葉の力があるということだ。

 

 

バックステージでのカメラを交えたやり取り、そして代名詞ともいえるTwitter。

これまでの新日本では誰も行っていなかったレベルでのアクションを実行している。

 

 

その切れ味と比例し多数のアンチを含め、ファンの興味をかっさらっていった。

そして現在の存在感をつかんだ決定的な行動はやはり1.5の乱入劇だろう。

 

 

この行動はSNS上も含め、最近では類を見ないほどの物議を醸しだした。

それもそうだろう。

1年近くをかけて盛り上げてきた2冠王者のエンディングを破壊したわけだから。

 

 

しかし2.9大阪城ホールの決戦まで、ありとあらゆる手を使って盛り上げたのはKENTA

であったように感じた。

あの内藤哲也を相手に前哨戦でイニシアチブをとったわけである。

 

 

忘れられていると思うが、この時点で参戦して1年も経っていないわけである。

その短期間で見事に仕事を全うするということは、KENTA恐るべしである。

試合内容云々の是非はあるが、やはりこれまでの経験は伊達ではないということであろう。

 

(KENTA Twitter↓)

twitter.com

 

 


新日本プロレス NJPW BULLET CLUB(バレット・クラブ) '18 パーカー

 

上に取り上げた二人だけではなく、その他のメンバーも多士済々である。

 

やはりこの人をまず取り上げるべきだろうか。

レインテイカーからスイッチブレードの参謀となった外道である。

 

 

レインメーカーを見切り、

新たなスターを見つけたこの男の思い描くゴールはまだまだ先であろう。

 

 

その名の通り、人の道を外れた男はどんな手を使っても目的を達成するはずだ。

この男からはいつ何時でも目を離してはいけないことはファンならお分かりのはずだ。

 

 

次は個人的にはジュニア勢の二人を挙げたい。

エル・ファンタズモと石森太二である。

 

 

タッグ王者にも君臨したこの二人であるが、

シングルでももちろん大変な実力者である。

それはこれまでの二人の遍歴を見ればよくわかるであろう。

 

 

特にファンタズモは参戦してすぐにその個性的なキャラクターもあり、

ファンの心をあっという間に掴んだ。

今では新日ジュニアの中でも欠かせない存在と言えるだろう。

 

 

石森に関してはデビュー当時から知っているので、ヒールを全うできるのか

勝手な不安があったが、今では独自のいい味を出してきているように思える。

彼もまた自分が生きていく術を見つけたということであろう。

 


新日本プロレス NJPW NEW ERA(R) × BULLET CLUB 9FIFTY(TM) キャップ 帽子

 

まとめ

まだまだ多くの選手が残っており、書きたいこともたくさんあるが、

かなり長くなってきたのでそろそろ締めに入ろう。

 

 

バレットクラブは2013年2月の結成ということなので、丸7年を超えた

新日本の中でも老舗と言える存在のユニットとなった。

外国人中心のユニットでこれほど長く続いたユニットは過去に例がないだろう。

 

 

リーダーはその時々のトップレスラーが務めているが、

基本的なコンセプトのヒールユニットであるという部分は不変である。

 

 

それはきっとこれからも変わらないだろう。

プロレスには光の存在がいれば、その対極にいる影の存在も必要である。

 

 

バレットクラブ。

 

 

これからもヒーローの前に存在するダークヒーローとして、

ファンからブーイングを浴び続けるはずだ。

しかしそれは彼らにとっては最高の声援と言えるだろう。

 

 

では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 


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