2月28日、新日本プロレスより以下の発表があった。
新日本プロレスでは3月1日~3月15日に予定されていた11大会を開催中止、新日本プロレスワールドでの大会中継も中止と発表させて頂きましたが、選手、スタッフが「今できること」を形にして発信、配信していきます。
ファンの皆様から頂いた激励や期待にお応えすべく「新日本プロレスTogetherプロジェクト」と題して、様々な企画をお届けする予定です。
(引用:新日本プロレス公式)
内藤哲也の発言に呼応するかのように、新日本プロレスは即時に動き出した。
このスピード感ある行動は、ファンとしては嬉しいかぎりである。
そしてまず第一弾として以下の内容の発表があった。
■「新日本プロレスTogetherプロジェクト」配信スケジュール
・3月3日(火)夜「内藤哲也vs高橋ヒロム」スペシャルインタビュー
・3月4日(水)夜「内藤哲也&高橋ヒロム」スペシャルトーク
今後の内容に関しては今後随時発表されるとのことだ。
(執筆時点では上記より変更はなし)
旗揚げ記念日大会で対戦が予定されていた二人のインタビューとトーク。
まさにファンに対し、団体側が『今できること』と言えるだろう。
お互いに対する想い、この戦いに対する想い。
二人がどう思っているかはファンとしては大変気になるところだ。
先行で公開された煽りVTRを見たが、すでに早く続きを見たいと感じている。
今時代のど真ん中にいる二人のトークはまさに必見だ。
この後のプロジェクトの内容はまだ発表されていないが、
他の選手のものも今後随時配信されることになるだろう。
これを機会に普段見ることのできない、選手のいろいろ部分を
見ることが出来れば、ファンとしてもこの中断期間を楽しむことが出来る。
これからの配信内容の発表を期待しておこう。
これは思い付きの提案だが、見てみたい選手や内容を、
何らかの形でファンから募ってみるのはどうだろう。
直接的な形でファンの声を集めれば、
本当の意味でのファンのニーズがわかり、
内容に反映できるかと思う。
このような時こそ普段できないことを行えば、
新規ファンの獲得や、既存ファンの満足度を高めることが出来るかもしれない。
危機からの大逆転、これこそがプロレスの醍醐味だ。
今こそ、みんなが一丸となって乗り切る時かと思う。
最後に
今回の一連のコロナウイルスによる大会の中止などは、
仕方がないものであるが、プロレス界に大きな影響をもたらしている。
業界の構造を考えると、やはり興行収益に依存している団体は多いだろう。
新日本プロレスのように体力がある団体は大丈夫であると思うが、
他団体に関してはそうとは言い切れないはずだ。
今後この状況が続けば自ずと体力のない団体が淘汰されていき、
業界の再編が否応なく進んでいくことになるだろう。
はやく事態が終息することを願うばかりである。
(以下、各団体情報)
(出典:日刊スポーツ)
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では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。