発表済みの国内のシリーズは変わらず
今年もあと10日ばかりとなった。となればもうすぐ東京ドーム大会ということである。
2020年のはじまりはドームの2連戦、
そしてNew year dashも大田区体育館にバージョンアップしている。
そしてそれが終わればすぐにファンタスニカマニア、その後は主要なシリーズだけでも
ニュービギニング、旗揚げ記念日大会、NJCと続く。
ここまでが現在発表されているシリーズだが、例年と大きな違いはないようである。
つまり海外戦略という大きな命題はあるが、
国内はこれまでの水準を維持するということであろうか。
また現在発表済みの海外興行は、1月末から2月初めに行われるアメリカの5大会だ。
これは国内のニュービギニングシリーズと日程的に重なっている。
特に札幌2連戦とも重なっているので、時差の関係はあるが両方の興行に
出場することは実質不可能であるだろう。
アメリカ大会を外国籍の選手だけで賄わない限り、札幌大会にはフルメンバーが
出場するということはないということになる。
昨年の実績を見ても札幌大会のキャパシティは6千人規模であるが、
もしこの規模を6割程度の選手の投入で動員できればスゴイことである。
この仮説が正しければ、アメリカ大会に残り半数の選手を派遣することが可能となり、
海外の興行も分厚い布陣で臨むことが出来るだろう。
出場選手に関してはドーム結果次第ということになるかと思うが
新日本プロレスがどのような戦略をとってくるか、個人的にはかなり注目である。
そしてその戦略に対する結果が、
2020年の展開に大きく影響ことは間違いないと思われる。
国内と海外のバランス
下に海外の拠点である新会社設立の記事を改めて添付した。
ご興味がある方は、もう一度読んでいただければと思う。
この会見の記事を改めて読んでみると、2019年の海外大会は12~3大会。
そして2020年はその倍程度、つまり25大会前後を予定しているということだ。
すでに発表済みの1月末のシリーズも2019年の3大会から5大会へ増加している。
これらから考えると、毎月のように海外の大会があるということになるのだろうか?
それらはシリーズの合間に開催されるのか、それとも国内と重複し開催するのか?
つまり国内と海外のバランスが重要となるであろう。
これは想像の域を出ないが、海外での短期的な目標としては
ワールドの会員数を伸ばすことにあるのではないだろうか。
直接的な興行収入も重要ではあるが、継続的な収入が見込める動画有料会員を
増加させる方が経営的に見てメリットは大きいと言えるだろう。
また海外、特にアメリカはPPV(有料コンテンツに料金を支払って視聴するシステム)
が文化として根付いている。
つまり日本と違い、有料で見たいもの視聴することに抵抗がないはずだ。
アメリカだけで見ても、日本の2倍以上の人口がいるわけなので、
マーケットとしての期待値も高いはずである。
また海外独自の戦略としては、スターダムの所属選手の登場があると思われる。
すでに先日の大会でも、新日的にはダークマッチ扱いのようであるが参戦している。
今後、海外の大会ではこのような光景がきっと普通になっていくことになるだろう。
自分は否定派でも肯定派でもないので、パッケージとして楽しければ、
それでいいのではと思っている。
最後に
WK14でおそらく、来年の1.4の事やその他のトピックス等も発表されるだろう。
そこには内藤哲也のもう一つの目標である、あのことも発表されるかもしれない。
それについてはまた別の機会に書きたいと思う。
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では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
本日は後楽園大会二日目。内藤哲也とヒロムが合体!