今年最後の大合唱
上の記事でも、Road to TOKYO DOMEのことを書いたわけだが、
注目カードが多く書ききれなかったので、今回も引き続き書いていこうと思う。
今シリーズの注目は各タイトルマッチの前哨戦はもちろんだが、
ヒロム絡みのカードにあると思っている。
すなわち結果が出ていないと言われている、ロスインゴ自体の逆襲の始まりだ。
リーダーの内藤哲也を筆頭にここから逆転劇を見せてくれると思っている。
ネット上ではユニットの存続、脱退の噂をよく目にするが、
そんな噂を吹き飛ばす姿をファンの一人として見てみたいと思う。
12月20日 メインイベント
(出典:新日本プロレス公式)
この試合は内藤哲也・ヒロム・EVIL・BUSHIと
オカダ・オスプレイ・ヨシハシ・ロビーの8人タッグマッチである。
タイトルの前哨戦でもあるわけだが、ここは内藤哲也とヒロムが
およそ1年半ぶりにタッグを組んで戦うということに意義があると思う。
簡単にいうと、二人はとても仲良しである。
もちろん尊敬の念もあると思うが、きっとウマが合うのだろう。
まずヒロムがケガをしたときに、いち早く心配し駈けつけたのは内藤哲也だ。
キャラクター上、表には出しにくいが非常につらかったのではないだろうか。
表に出せない代わりに、大合唱でヒロムの名前を叫び続け復帰を待っていたはずだ。
二人がどのように入場し、そしてどんな連携を見せるのか。
ファンとしては想像するだけでワクワクしてしまう。
そしてこの試合に勝利したとすれば、今年最後の大合唱があるのではないだろうか。
前日のヒロムの復帰戦でも見れるかもしれないが、
6人がそろい踏みするかもしれない。
内藤哲也の2冠宣言とともに、6人での大合唱をぜひ見てみたいものである。
きっと後楽園ホールが一体となり、圧倒的多幸感に包まれることだろう。
ヒロムとEVIL 二人だけのタッグ
(出典:新日本プロレス公式)
そして最終日の第5試合について触れたいと思う。
ヒロムとEVILが二人だけでタッグを組み、オスプレイ・石井組と戦う。
記憶が正しければ、ロスインゴ結成以降二人だけのタッグはないと思う。
知っている方ももちろん多いと思うが、
この二人はYL時代苦労を共にしてきた盟友でもある。
これはあくまで憶測だが、どちらかが二人でタッグを組みたいと
言ったのではないだろうか?
高橋広夢と渡辺高章ではなく、高橋ヒロムとEVILとして。
そんなことを想像すると、感慨深いものがあると感じた。
またEVILはヒロムの欠場中、髪の毛に赤色を入れることで復帰を待ち続けた。
そして登場できないヒロムに代わり、ジャケットなどを持っていたのもEVILだ。
そんな背景を持つ、二人のタッグは絶対に見逃してはならない。
実は自分的にはこの試合が、カードを見たときに最も目に付いたカードであった。
今回も続きを書いてみたが、結局内藤哲也、ヒロムという
ロスインゴ絡みのものになってしまった。
やはり自分が期待しているのは、ヒロムの復帰や内藤哲也の2冠など、
ロスインゴ絡みのものであると、改めて思った次第だ。
自分と同様、そう思っているファンも多いはずである。
しかしもちろん他の選手を応援されているファンの方もたくさんいるだろう。
そして、ファンの数だけ見たいストーリーがあるはずである。
それこそがプロレスの醍醐味であり、楽しさではないだろうか
では今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。